僕だけの世界地図 ~Going my way~

世界と僕だけの想い出

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悪戦苦闘→イスラエルへ







カッパドキアでの夢のような時間を過ごし、次なる目的地『イスラエル』へ向かうためイスタンブールへ戻ってきた。

イスタンブール……この一週間のうち特にイスタンブールでは色々あったなぁ〜笑


そんな話はさておき、




空港に着き、チェックインを試みるが、何故だか出来ず...






オンラインでの支払いが上手くいっていなかったみたいで、結局搭乗できなかった。



まさか、、、予備で持ってきてあるもう一枚のカードも利用できなくなったか?と不安が過ぎるが、ATMでは利用できた。ホッと一安心。


空港内で現金支払いで新しい航空券を予約。今時、空港で現金支払いなんかしてる人いるのかなぁ、、、






僕の便は早朝だったのでしばらく空港で時間つぶし。宿代を浮かせるため、前日からの空港泊がもはや習慣づいていた。 空港は絶対的に安全という僕の勝手なイメージと、別に何かを買うわけではないんだけども、お店が多く並んでいて賑やかな。かつこれからいろんな国へ向かう人たちで行き交う空間は、異国で一人きりの僕にとっては仲間がたくさんいるみたいで不思議と落ち着く。






空港内のコンセントを見つけ、充電していると一人の男が話してきた。





カタールからトランジットでトルコ入りしたが、トルコの充電端子を持っていなかったので充電が出来ず困っているらしい。 僕の充電機は一度に6個のデバイスを充電できるので、快く貸してあげることにした。




彼はウクライナ人のアンドリュー。 人生で初めて会うウクライナ人。知らないことだらけの国だったので、いろんな話を聞かせてもらった。物価の話、恋愛事情、政治、交通....ウクライナのバスなどの交通機関もラッシュ時はすごいという話をされたが、インドの環境を一度目にしてる僕はあの国を超えるラッシュはないと、彼に写真を見せてあげた。


こんな光景が世界に存在してるなんて.....と驚いた様子を浮かべていた。 どうやらインドの混雑は世界一かもしれない....




僕らが日本とは馴染みのない国に関して全く無知である傍、諸外国の人たちは随分日本の国の事はもちろん、文化についてまで知ってくれているんだなぁと毎回驚かされる。 彼もそんなマニアックの事よく知ってるなと感心するほど物知りだった。



日本の "いただきます" という文化。  ご飯を食べる前に "いただきます" という。あれは一体なんなんだ?と聞いてきた。




どこでそんな事知ったんだよ!と逆にこっちが聞きたいぐらい。  説明をするのにかなり苦労したが、一種の挨拶だよと大雑把な説明で理解してくれた感じだったので、まぁ良しとしよう。




そんなこんなで冷や汗もかきながらも、会話に花が咲き、気づけばフライトの時間!!



さぁ、いよいよイスラエルへ。




都市伝説や多くの謎、歴史的場所としても有名な国で世界三大宗教であるキリスト教イスラム教、ユダヤ教三つがに集まるこの国は世界の中心とも言われている。
そんな国に行けるんだと今から興奮が抑えられない。

だが、近年日本のニュースなどでは争いが絶えない国としても取り上げられており、危ないイメージも少なからずある。
2017年現在でもイスラエルユダヤ教徒イスラム教との間で仲たがいが続いている(この表現は誤解を招くかもしれない、たけどどの表現が正解なのかは僕には決められない)
個人的にはイスラエルの人(ユダヤ教の人)もパレスチナの人も本来イスラエル国の同じ国民であると思いたい。現実問題はそう上手く運ばない…




家族にイスラエルへ向かうことを報告するとかなり心配していた。




そして世界で一番セキュリティーが厳しいと言われる空港があるのも、イスラエルの首都にある、テルアビブ空港。 




残念なことに昔、日本人がそこで銃の乱射というテロを起こしてから厳重警備体制に変わったそう。
そんなショッキングな事件が、日本人の手によって起きたにも関わらず、現在も日本人はビザが必要ない。
ただただイスラエル政府に感謝したい。







4時間のフライトで到着したテルアビブ空港。 厳重警備かと思いきや、大したことのなさそう....







と思いきや、他の乗客たちには見向きもしなかった空港警備員たちが、何故か僕の周りに集まってきた。



おいおいおい。


大丈夫なのか?



警備員たちの顔に笑顔はない。








『お前は何もんだ?』 Who are you??
いやいや、何もんだって、俺が知りたいぐらいだわw



銃をチラつかせながら、色々と突っ込みたくなるような質問を浴びせてくる空港警備員たち。
冗談半分ではなさそうなので真面目に答える。



髪を結ばずボサボサの状態(乞食感が満載)の僕を一目見て、要注意人物と認識したのか。
それとも日本人と認識したからなのか、結局分からなかったが20分ぐらいその場で尋問された。 


お前は一体何者なんだ? どこからきた? 何しにきた? 何日滞在するんだ? 歳はいくつだ? 親はどこ出身だ? 今日は何食べた?…





今日は何を食べた?…てそれは絶対聞く必要にだろ!!!
フリかと思い、何度も突っ込みたくなる衝動にかられるも、真面目に答え続けた。





そんなこんなで、気持ちよくは入国できなかったものの、無事イスラエル入国!!




イスラエルではパスポートに出国スタンプは押されず、簡易身分証みたいなカードをその場で発行してもらえる。
顔写真付きでヘブライ語が記載されている、なんだか特別な感じ。



パスポート同様、この簡易身分証明書を無くすとイスラエルから出国が出来なくなってしまうんだが.....




どっかの誰かは既にもう空港で落としてしまっていた。
すでに何枚かのソレが空港内に落ちているのを見かけた。
大丈夫なのか?




物価が高くて有名なイスラエルだったので、じっくり沢山回りたかったけど、お金のない僕は滞在日数を3日間に予定していた。




幸運なことに、中国で友達になったイスラエル人が泊まるところ提供してくれる予定だったので首を長くして空港で待つことにした。



がしかし、待てど暮らせど彼はやってこない..... 空港についたと連絡を入れてから3時間が経過した...



既読にはなっているのに返信がこない…





とうとう我慢の限界がきた僕は仕方なく自分で宿を決めることにした。



彼を頼ることを諦め、本意ではないがエルサレムにある宿に泊まることにした。





それはそうとして、彼も彼だ。 イスタンブールまでは連絡がついていたのに、急に連絡がつかなくなるから何かあったのか心配してたがフェイスブックのストーリーには楽しそうな姿をアップしていたのできっと面倒位でもなったのだろう。

そんなの、一言言ってくれればそれで済む話なのに。例え面倒だとはいえ、適当な理由でも作って言ってくれれば納得したのに!!!



人を頼りすぎるのもよくない事は承知だが、




あぁー!!! 悔しい!!!!





物価の高いイスラエルだから頼りにいてただけに諦めがつかない!!!!





愚痴がこぼれるこぼれる。





航空券は取れてなかったわ、空港で職員に捕まるわ、友達にはすっぽかされるわ…






散々な幕開けで迎えたイスラエル旅、スタート!

















最後まで読んでくれてありがとう!


僕の旅はまだまだ続く。

【カッパドキア】〜気球と言えばココ〜奇岩地帯を飛ぶバルーン








言わずと知れた奇岩地帯トルコのカッパドキア世界遺産の街としても有名。






気球といったら、この場所のイメージが僕の中ではあった。多くの方もそうじゃないかな?
日本のテレビ番組やSNSなどでもよく目にする。


日本の気球といったら佐賀県
世界の気球と言ったらトルコ!(あくまで個人的意見です)




気球ツアーは1万円前後で高いと聞いていたので、正直初めは参加するつもりはなかった。
気球に乗らなくても、高台から覗く奇岩地形の見晴らしは素晴らしいものだった。




街にはおみやげ屋さんもたくさんあり、パムッカレとは打って変わって観光客の数も多くなんだか賑やか。 都会のような賑やかさではなく、風情がある日本で言うところの京都みたいな感じかな。







ここに来て僕はある贅沢をしてしまった。ちゃんとしたレストランでトルコ料理を食べること。


今まで露店の安いケバブを頂いていたわけだが、なぜこのタイミングかと言うと、、、
実はトルコ料理世界三大料理の一つなんです! えぇ!なんだか意外!! 皆さんはこの事実を知ってましたか?



…でも言われてみれば世界三大料理 フランス料理、中華料理、、あと一つはなんだ?てなりませんか?
日本食もブームと言われてますが違うんです!
あと一つはトルコ料理なんです!

 
トルコという国はアジア、ヨーロッパ、アフリカのちょうど間に位置している国で、陸でも海でも豊富な食材が収穫され、それらを使うバリエーション豊かな料理が有名なんだそうです。

…確かに立地としては最高な場所に位置してるんだよな、3つの大陸のいいものを持っていける場所に!!!笑


中華料理も食べたし、ここでトルコ料理をいただけば残すはフランス料理!!!
世界三大〜マニアの僕にとっては外せない!!!

ということで2000円ほどで頂いちゃいました



パンとトマトスープと豆ご飯はおかわり自由
メインの肉じゃがみたいなのは少し物足りないない気もするけど、4つのうちの3つが食べ放題という意味のわからないサービスのおかげでお腹いっぱい!

味は、そうですね…
食レポは得意じゃないので、、、
とても美味しかったとだけ伝えておきます。




食後散歩をしていると、おみやげ屋さんと仲良くなった 

昔茨城に住んでというトルコ人 自称 "阿部ちゃん"


正直全く ”阿部” て顔じゃない。
本人曰く顔が阿部寛に似てるという理由で "阿部" と名乗ってるらしい。

海外で日本の名前語るの流行ってるのか?
そういや、インドでも自称マサシとかいう人にあったな↓

だから全然マサシて顔じゃない!!


…でも外国人のこういう訳の分からないところ大好き。




トルコ国内ではおなじみ、トルコアイス屋さんもあるので休憩がてら寄ると、待ってましたと言わんばかりに激しめのクッキングショーが始まる。

渡すようで、渡さない。
渡すようで、、渡さない。
渡すようで、、、やっぱり渡さない。
という下りを永遠にさせられる。


はじめの1、2回はすごく楽しく付き合えるんだけど3回目以降、言い方悪くなりますがウザいです。いつまでっ経ってっもアイスは自分の手元にやってきません。


単純にアイスが欲しい方はスーパーなどで買うことをお勧めします。



でも最後にこの笑顔見せられちゃうと、やっぱりどうしても憎めない〜
なんて愛くるしいんだ!!




夕方には宿で仲良くなった、メキシコ人のジャビエルとアルゼンチン人のジョセと夕日を見に丘(町の展望台)へ向かった...









奇岩地帯の間に沈む夕日はなんとも神秘的なものだった。やっぱりトルコの夕日は紅い。気のせいなのかな?





茜色に染まる夕日を男3人で眺めながら、遠い地に置いてきた彼女のことを思い……置いてくる彼女なんて居なかった。


素敵な景色は夕焼けに留まらず、夜景も想像以上だった。


日本では目にすることのない景色を自分の気がすむまで一人で眺める時間は、一見、寂しいようだけど、僕はこの時間(トキ)が旅の中で一番好きだ。


何よりも贅沢な時間に感じる。今まで歩んできたきた道のりを振り返ってみたり、自分の将来について考えてみたり…
誰にも邪魔されることなく静かに気がすむまで、こうしていられる環境はそうないんじゃないかな。

日本や先進国の大都市で見る、煌びやかな夜景とはまた少し違う、田舎の風情も感じられ尚且つ多くの優しい光に包まれたカッパドキアの夜景だった。




感動の冷めぬまま宿に戻ると、そこにはなんと!!! イスタンブールであったプエルトリコ人のカルロスがいた!


大声で発狂し、抱き合い再会の喜びを分かち合う僕ら。 まさか、こんなにすぐ再会できるだなんて思ってもみなかった。
なんて日だ!!!(バイキング 小峠風)



ジャビとジョセを紹介し、夜ご飯を一緒に食べることになった。



3人とも中米、南米ということで彼ら同士のコミュニケーションは全てスペイン語。 歴史的背景から英語に次いでスペイン語、フランス語は世界で多くの人たちに使われている。 残念ながら僕はスペイン語を習得中の身であるため、彼らと対等に話せるようになるまでは、まだまだ先が長い。




しかし、彼らと過ごしたことで今後のスペイン語圏での可能性も感じた。 話せるようなったら自分の世界が、うんと広がる。
そう感じる良いキッカケにもなった。



とりあえず今の自分が自信を持って言えることは......




* オラ!!
スペイン語でこんにちは




* グラシアス
スペイン語でありがとう




彼らにもしっかりその二言は伝えておいた。





そんな楽しい夜を過ごした翌日、することもなく暇だったので気球ツアーの値段だけでも聞いておこうと市内にあるツアー会社を回ってみた。




幸運なことに聞いていた値段よりも安かった。

何故なのか聞いてみたところ現在(6.7.8月)は閑散期で通常より、設定金額を安くしているとのこと。


もしカッパドキアで気球ツアーを考えてるのであればこの期間に行くといくらか安くなってるのでオススメ!!

年末シーズンは高いと言ってました!
気温も低いし、やっぱ夏がいいね!!



多分もう来ることはないトルコ....
これも何かの縁、タイミングも良かったということで気球ツアーの参加を決めた。



値段は250TL (7500円)



ツアー終わりにはシャンパンパーティーも行われるみたい なんだか楽しみ!!





期待に胸を膨らませ、ワクワクしながら迎えた翌日。







集合時間は朝の3時半、あたりはまだ真っ暗。
気温も低く、凍えながら指定された場所でテイクオフを待つ。 ペシャンコの気球を膨らまします...





2時間ほど経ち、少しずつ明るくなってきたところで準備完了。 いよいよ上空へ。



行く前、宿にいたツアー体験者たちから聞いていた 
”ベストポジションは必ず死守しろ!”
というミッションも無事クリア。

気球のバスケット内のベストポジションは四つ角らしい、なんでなのか理由は忘れてしまったが。


初めて乗る気球。僕たちが乗るバルーンの真下は熱を噴射するたび高温になり、冷えた体を温めてくれる。 




どんどん高度を上げていくが、不思議と浮いている感覚はない。気がついたら、地上からかなり離れた距離にまで達していた。 ゆっくりゆっくり上がっていくので自分が風船にでもなったかのよう。






あまりの気球の数に、途中何度ぶつかりそうなったことか。飛行中は何度もアップダウンを繰り返し、それぞれ違った角度から景色を楽しませてくれる。これはパイロットの匙加減で僕たちのパイロットようにサービス精神旺盛なパイロットもいれば、超安全飛行で終始低空飛行の退屈なフライトもあるみたい。こればかりは時の運てやつ。






ものすごい数の気球があるが、どの気球も上下するタイミングはバラバラなので、気球同士が重なって景色が見えなくなる心配はなかった。





僕のツアー参加者の中にはプロポーズを決行したカップルもいて、すごくロマンチックな雰囲気に包まれていた。


気球内でのプロポーズ!!アリ!すごくアリ!!


なかなかプロポーズに決心がつかない方、是非カッパドキアの気球ツアーに行ってみては?
世界の中でも指折りの景色があなたの男気を後押しすること間違いなし!!!!




奇岩地帯と気球のコントラストはとてもいいマッチングだと思う。
一生に一度は見たい景色とはこういう事かと言わんばかりの画だ。
























がしかし、離陸の瞬間から始まっていた原因不明の腹痛のせいで、僕は最初から最後まで苦しみと戦う事で一杯一杯だった。

すんばらしい景色を見たい!
けどお腹がすごく痛い!!!!!



結果景色を自分の目でしっかり眺める余裕はなく、せめてもとカメラでパシャパシャ撮ることしかできなっかた。
なんともタイミングが悪い僕の胃袋...
この時はど後悔したことはない。





厚切りジェイソン風に言うと
Why my fucking stomach??????





楽しむよりも早く降りてトイレに行きたい気持ちの方が大きかった。





これがその時の僕が出来た最大限のスマイル↓




1時間半のフライトを経て、やっと降りてこられた。

普通は 
"もっと見たかった" "あっという間だった"
などの感想が模範解答なんだろうけど、
この時の僕の感想は "やっとだ" "助かった" でした。



↑着陸後プロポーズされていた花嫁さん。
今の僕には全くその幸せは伝わらない。

終わりのシャンパンパーティーも心からは楽しめず、僕は ”早く便所に行きたい” とばかり考えていた。




やっとの思いで宿に着いた瞬間が、この日一番喜ばしい瞬間だった。


あぁなんて日だ!!!!!





以上 カッパドキアの気球ツアーの巻でした。



最後まで読んでくれてありがとう



僕の旅はまだまだ続く

【パムッカレ】 一難去ってもまた一難!







パムッカレ到着!


トルコの良き田舎町のような雰囲気。



ここへ来る人はみんな目的はただ一つ。有名な泉と、ヒエラポリスという遺跡を見に来るため。僕ももちろんそのため...



到着して思ったけど、それ以外することがない。な〜にもない、あるのは民宿とお家、お土産屋さん、そしてレストランのみ....


日本で使ったらマズそうなキャッチフレーズ



日本人の観光客が多いのか、街中には日本語をよく目にする。




だが、まぁ長くて2泊で十分といった感じ。




そんな中、街で一つ僕の目を引くものがあった。


ラム子の日本食レストラン

と看板に書かれた日本食レストランらしき、建物。



入ってみるとオーナーもしっかり日本人!こんなところに日本人が!!そして日本食が!!!
久しぶりに感じるアットホームな感じにテンションが上がった僕。ただ一つ心配事が....




いろんな国で日本食レストランを見てきたが、やっぱり本場日本より値段が高い....
だから今までは日本食は食べたくても避けてきた。  がしかし! ラム子ズ キッチンは違った。


値段もリーズナブル。 これはもう食す他ない! 

僕が注文したのは生姜焼き!
写真を撮り忘れてしまったのは申し訳ない…


味もどこか懐かしい、日本を思い出すのに間違いない味だ。オーナーの典子さんといい、テイストといい、胃も心もしっかり掴まれた僕だった。




心身の準備が整った僕は早速、泉へ。




泉とヒエラポリスは繋がっているので、入場料を払えばどちらもいける楽しめちゃうコースになっている。

入場料は25TL (日本円で750円) 一度外に出てしまうと、再入場ができないので、夕日が見たかった僕は一日過ごそうと思っていた。

がしかし、パムッカレ....少しナメすぎていた。

真っ白の大地に反射する太陽の照り返しの攻撃力がなんてったって凄い。眩しいし、暑いし、日焼けもすごいしでかなりキツかった。

夏場ここを訪れる際には、日焼け止め対策とサングラスが必須。 それらを忘れた僕は終始苦しむ結果となる。


綺麗な石灰棚をイメージしていたがそこは、もう市民プールも同然。
美容に効くと言われている石灰の泥を身体中に塗る女性たち、ジャバジャバ水遊びする子供達でに賑わっていた。

そして、もちろん土足は不可能なので裸足で施設内を移動するんだが まぁまぁ痛い。

海外の人は裸足に慣れてるのか、みんな平然としている。

日本人の僕たちは靴下を履く文化なので、足がこういうゴツゴツしたサーフェスに対応していない。


あまりに痛かったので一人、ひょっとこ歩きのように歩行していたので、頭のおかしいやつと周りからは見られていただろう。



おばちゃん達も暑そうだ。

ヒエラポリスも、なんだか中途半端な遺跡がほとんどだったのであまり感動はなく、ただただ暑さと眩しさとの戦いだった。




劇場の遺跡には少し圧倒されたかな。 ローマのコロッセオもこんな感じだろうか。

歩き回り、1週間分の水分補給が必要な量の汗をかいていたと思う。 ただただ暑かった。


一つ驚いたのが、敷地内にあった温泉。

かつての遺跡が崩壊した跡地に、そのままお湯を張りそのまま温泉にしてしまっているのだ。

こんな遺跡の扱い方があるか…

足場も良くなさそうだし、トルコのママさんたちも子供達だけでは絶対に入らせたくないんだろうなぁ〜…



結構子供達で溢れてる〜笑笑


どういうこっちゃ。 と一人で驚いていた



そして夕暮れ時!
どうやら、神様は僕をまだ見捨ててなかったようだ。

素晴らしい景色が目の前に広がった。
無色の大地に夕日の光が差し込む。





今までの苦労が報われる瞬間だった。







トルコの夕陽、どこもドストライクです。
どうしてこんなに綺麗なんだ?




感動の余韻に浸りながら、宿に帰る途中お金を下ろそうとATMに寄るがどうも様子がおかしい。


たまにATMの種類によっては、僕の持っているカードが使えないところもある。だが、今回はいつもとは何かがおかしい。


一箇所に5台のATMが並んでいたんだが、どれも使えない。


極め付けが、今まで使えてた種類のATMが使えない事。



まだ、イマイチ状況を理解できていない自分。


おかしいなぁ〜、と思い一旦宿へ帰り、オンライン上でカード会社に問い合わせて原因を突き止めてみると、なんと利用額が限度額に達し、これ以上利用できないことになっていた。


ちなみに僕が設定していた1ヶ月の利用限度額が30万円まで。 節約が命だったのでそれ以上使うことはまず無いだろうと、考えていた。



限度額の設定が低かったんであろうと、カード会社に金額をあげる手続きを試みたが、現在放浪中の身であるが故、バイトもしてなく無職であることをキチンと伝えると拒否されてしまった。  


ここで嘘をついて今まで通り働いてると伝えたら良かったんだろうけど、変なところで馬鹿正直に伝えてしまった。


こりゃ参ったなぁ....とりあえず、先ほどお世話になった日本食レストランの典子さんに助けを求めた。
すると、"うちでバイトしなよ" と提案してくれた。 お給料の代わりにご飯を全て提供してくれることになった。




ところが、ここで僕は大事なことを思い出した。

もう1枚クレジットカード持っていたんだ!!


典子さんにそのことを伝え、もし使えなかったらお世話になります! と約束させてもらい、もう一度ATMで試してみたところ......






使えたー!!


見ず知らずの地で一文無しになりかけた僕。


この時ばかりはATMの前で叫びました! 




いよっしゃぁぁぁぁぁぁあ!!!!


異国で一人、一文無しになることがここまで不安になるんだなんて思ってもみなかった。
(普通は経験する必要のない出来事)


心配なのが、このカードは限度額を10万という最低金額に設定していて、おまけに航空券の手配は全てこのカードで取引していたことが少し引っかかった....



だが、現状は使えるし、限度額もよく月になればリセットされるわけだし! この時は嬉しさの方が大きくて、全く心配していなかった。





典子さんに報告をし、経験としてバイトさせてもらいたい気持ちもあったが、現状 時間とお金を無駄にできないので、その日の晩次の目的地に向かうことにした。



その場でもしっかりお礼はしたが、この場を借りてもう一度、


日本食レストランの典子さん、出発前にあったセイジさん...


(せいじさん) パムッカレの地でお会いした日本の旅人の方。 困り果てた僕にお金を貸してくれると言い出してくれた、仏様みたいな方。


流石にそれは出来ないと、お断りしました。
その心意気だけで僕の心はもう億万長者です。


ほんの数分前にあったばかりの僕にここまで親切にしてくれるなんて…

僕の中でせいじさんは憧れの旅人の一人だ。



その節はお騒がせしました。おかげで助かりました、ありがとうございます....



そして少し不安を残して、僕は次の目的地 "カッパドキア" に向かうことになった。




最後まで読んでくれてありがとう。



僕の旅はまだまだ続く

気持ちを入れ替えて! 僕の旅は続く!!




二日ほど、自分が招いた過ちのジレンマでどうにかなりそうだった。




そうだここは、ムスリム国家!
モスクに行って、このどうにもならない気持ちを救ってもらおうと向かった先はトルコ一、いや世界一美しいと賞賛されるブルーモスク。


こういう時だけ、宗教に頼る。
都合のいいヤツです。


頭上の外から入る光がステンドグラスを通り抜け、輝きを増し、まるでスポットライトかのように僕を照らす。 青く光り輝くスポットライトの下で僕の心は徐々に洗われていった......なんてことは一切なく、変わらず落ち込みっぱなしの僕の心。

ダメだ...無宗教の僕が都合よく、ムハンマド(イスラム教の偉い人)に助けを求めたところで、彼は一切何も答えてくれなかった。

困ってる人には宗派の枠を超えて、救いの手を差し伸べてくれよぉ....

そう世の中甘くない。



誰にもぶつけることのできない恨み、後悔を最終的に宗教にぶつける僕。

完全に八つ当たり。



そんな中、ブルーモスクで出会った、イラン人のミラッドというおっちゃん
英語を全く話せなかったので、コミュニケーションがあまり取れなかったが旅行で来ていることは辛うじて理解出来た。


ろくにコミュニケーションも取れないし、この前の件(キャバクラ事件)もあったので、軽くあしらっていた僕。 しかしシカトをこく僕に対して、彼のなんとも寂しそうな顔を見ているとなんだが放っておけない思いにかられる僕がそこにはいた。



彼との出会いも僕にとってはいろんな出会いの中の、一つに過ぎない。ましてやギクシャクした事件の後だから尚更そう思っていた。


しかし彼にとっては僕との出会いが貴重な一つでもあるかもしれない...なんて考えてみたり、みなかったり。今回僕の行いがキッカケで彼の大事な出会いを台無しにしてしまったら申し訳ない。


僕がその気持ちをよく知っているから。



今思うと、このころの僕はかなりセンシティブになっていたと思う。



よく考えてみれば、バーでの一件も、何も無理やり連れて行かれたわけでもない。断るチャンスだっていくらだてあったわけだし。大金を失った事に納得いかず、全てを彼のせいにしようとしていたんだ。 

やっと踏ん切りがついた瞬間だった。

特にミラッドが何かしてくれたわけではないんだが、自分自身を思い直すきっかけをくれた事は確かだ。


ありがとうミラッド!! と急にお礼を言ってみたり、独り言をブツブツ言っていた僕が、きっとサイコ野郎に見えていたかもしれないが、最後までニコニコ接してくれてありがとう。









なんだか少し、心にもゆとりが出来てきた。




宿に帰ると、同じ部屋にラテン系のバックパッカーが一人増えていた。

とりあえず、お互い自己紹介。


彼の名前はカルロス。
人生で初めて会うプエルトリコ人。


同じく彼も僕が初めて会う日本人という事で話は弾み…
ちょっとオネエチックではあるがラテン系特有の陽気さが、その時の僕のハートにはすごく心地良かった。


彼も同じく世界一周しているそうだ。
プエルトリコは中米の島国で年間を通して暖かい気候なので、カルロスは冬服を持っていないらしい、冬を避けて夏を追いかける旅のスタイルだそうだ。


お互いの旅のスタンスも似ていて、共通点も多く久しぶりに心の底から笑って話が出来た。 あ互いの失敗談(僕の失敗談は起こりたてホヤホヤ)や、苦労話、何にせよ一番共感し合えたのが、お互いに自身のマイペースな旅のスタイルを崩さないスタンス。


こうして仲良くなったとしても、明日どこかへ一緒に行こう〜…ではなく、自分は自分の行きたいところへ!


そしてその夜、また宿で一緒に食事をしながら今日あった出来事を宿の仲間と話すのが俺たちのスタイル!!

なんて気が合うんだ俺たち!!!
久しぶりにビビッと感じるものがあった。
きっと彼も同じ気持ちに違いない…
……そうだといいなぁ。


旅人のコミュニティーも、もちろん好きだけど、基本一人行動の方が好き。なぜなら自由気ままに、そして誰にも気を使わず、やりたい事をやりたい時に、行きたい時に行きたい場所へ行けるから。




外国人で世界を一周している人は実は大変、珍しい。旅している人はもちろん、たくさんいるけど、長くても3ヶ月か半年かけて周っている人がほとんど。

そんな中、日本人の長期トラベラー(世界一周)は本当に多いように感じる。裏を返せば、これは僕ら日本人が諸外国に比べて、旅の機会に恵まれているとも言える。



その一つの理由がパスポート。 これは、もはや一種のハイブランド。ビザなしでいける国が圧倒的に多い事。

実際にビザが必要なシチュエーションに直面すると痛感するが、事前準備がとても大変(必要書類の多さや期間、その他諸々)。旅行に行く気が削がれるような思いをしないと入国できない国だってある。 


しかし日本のパスポートを持っていると、こんなシチュエーションはごく稀。 旅をしながら、幾度となく日本のパスポートには感謝感激させられる。




カルロスとの出会いのおかげで、すっかり立ち直れた僕は気持ちを切り替えて、次なる目的地 "パムッカレ" へ向かう事にした。


まだ一緒にいたいな、という気持ちもあったが、不思議と彼とはまたどこかで会えそうな気がしていた。




なんだかんだ、久しぶりのバス移動に少しワクワク。


さすがトルコ。バスの車内もしっかりしていて綺麗。めちゃくちゃ高速のWiFiも使えて何不自由がない。

でもやっぱり、世界の長距離バスで一番良かったのは変わらず東南アジア。 知らない人と寄り添って寝る羽目にはなるが、足を伸ばして寝られるスペースもあるのが、何せ快適だった。 あぁ懐かしい。バスだけ乗りにまた戻りたいなぁ。


懐かしいな〜 (添い寝した仲だからね)



経験しなくてもいいことまで経験したイスタンブールを横目に、バスは目的地 "パムッカレ" へ進む。








最後まで読んでくれてありがとう





僕の旅はまだまだ続く

【トルコ】大事件‼︎ 身も心もももってかれたトルコのキャバクラ














ドバイで出鼻をくじかれ、ついに到着したトルコ。



大都市イスタンブール


僕も最初勘違いしていたが、イスタンブール。トルコの都市名の中で一番よく耳にしていたので、てっきり首都と思い込んでいたが、トルコの首都はアンカラです。
皆さんも勘違いしていたでしょう〜??.....




あれ、どうやら僕だけだったみたい。




さてさて!トルコの街並みの第一印象は、ヨーロッパ色が強い。 街並みがヨーロッパを連想させるような洗練された外観。綺麗な建物が多く、アジアに居るってことを忘れさせるような雰囲気だ。 ただ地面が石造りなところを見るとやっぱりムスリム色も感じさせられる。

ヨーロッパみたい!…と言ってみたが、実はヨーロッパには一度も行ったことがない.... 経験者の方はトルコをどう思いました? と僕が逆に聞きたところ。




しかしイスタンブール、とにかく坂が多くて、おまけにどれも急な坂ばかり....





間違いない!



お年寄りに不親切な街ランキング堂々の1位決定!


余生を楽しむのにイスタンブールはお勧めしません。 しかし街並みに関しては申し分ない、今まで訪れた都市の中でもトップを争うほど素敵な街で見所も多いしね。

観光、買い物、食べ歩き。 全ての条件を満たしているトルコ


体力に自信のある方たちは例外です。 お勧めします!




宿に着くのに、既にもう汗だくだった。 ただ着いてみると、あまりにも素敵な雰囲気の宿で道中の疲れも吹き飛んでしまった。

オシャレなカフェが立ち並び、のんびりとした街の雰囲気。はい、星4つ!!


それもそのはず、ただロケーションとしてだけでは勿体という事でトルコドラマなどのロケ現場としても良く使われる場所みたいです。

夜はこんな感じ


トルコの朝は遅い。

宿の周りはだいたい朝の深夜2時まで賑やかで、朝は11時ぐらいに動き出す。

全然寝られない。


国民の99%以上がムスリムで世界的に有名なモスクが多く点在する、正真正銘のイスラム国家トルコ。


近年世界では、イスラム過激派などによるテロが相次ぐなどと言ったニュースでもよく耳にする。 


ここトルコも例外ではない、イスタンブールを始め、首都アンカラなどでテロが起こったというニュースも僕が訪れる前に耳にしていた....



テロがあった、というものの危険な雰囲気は一切感じない。正直こればかりは運としか言いようがないんじゃないかな。




99%以上の人たちがムスリムというが、実際街を歩いていると、アラブで見たような雰囲気は感じないし、ムスリム独特の服装の人もそこまで見ない。むしろ僕たち日本人同様にカジュアルな服装の人たちの方が多いぐらい。 

どうやらこれは日本の宗教文化と似ていて、ムスリムに属してはいるが当の本人たちは、そこまで自覚がないみたい。 

日本も仏教国ではあるが僕たちが自分がどの宗教に属しているのかを聞かれて仏教と答えないのと同じ感覚かな。




しかし日本の宗教文化は世界的に見ても不思議。 僕たちはお墓まいりや、神社、寺にだって行ったりするし、お家に仏壇や神棚だってあるのに。

これは紛れもなく、仏教や神道の習慣の一つであるのに自分たちはどの宗教にも属さないという人がほとんど。これが海外の人たちからすると摩訶不思議らしい。




到着初日ではあったが、数ある坂にも負けず、体力が有り余っていたので早速イスタンブールの観光に出かけた。


相手が外国人だと必要以上のサービスをしてくるトルコアイス屋の兄ちゃん。 (早く食べたいのになかなかアイスを渡してくれない)





本場のケバブ! 値段は日本より少し安く相場は150円 (個人的には日本の味の方が好き)





意外と知られていないが、ここトルコはフランス料理、中華料理と並び、世界三大料理としても有名な国。



ヨーロッパ、アフリカ、アジアのちょうど間にあるので、それぞれの地域から豊富な食材が手に入るということで多種多様な料理が生まれる。貿易に関しても、ものすごく恵まれた場所に位置している。 

ただちゃんとしたトルコ料理は僕には高かったので、毎日ケバブの生活を送った。  


おかげさまで、もう一生ケバブは必要ないかな....






イスタンブールの展望台でもあり、象徴でもあるガラタタワーからの景色。

1時間ぐらい並んだんだが、カップルしかいなく、列に並んでいる時間はただただ虚しかった。

唯一の救いは展望だからの景色が最高だったこと。

この海峡を挟んでイスタンブールにはアジアサイドとヨーロッパサイドが存在している。


ここで暮らす人たちは場合によっては、毎朝通勤で大陸を移動していることになる。ヨーロッパからアジア、アジアからヨーロッパ。なんともスケールの大きい話だ。これも数あるトルコの面白みの一つ。





そしてイスタンブールを象徴するモスクの一つ "スレイマニユモスク"

ガラタタワーからも見えていた最大級のモスク。オレンジの絨毯、模様一つに一人座れて、こちらのモスクの最大収容人数は3000人。気が遠くなるほどの模様がデザインされていた。




そしてイスタンブールの地下には大神殿が眠っている。

シリカ・シスタン



実はこれ、大神殿ではなく、かつては貯水池として機能していた場所。今では使われなくなり一つの観光地となってしまっている。中では妙なBGMがずっと流れていて、雰囲気といい、ものすごく冒険心をくすぐられた。 奥にはメデューサもいて変な緊張感もあった。 


今僕が元気にしてるのはもちろん目を合わせなかったから。





買い物をするわけではなかったけど、立ち寄ってみたバザール。




これまで見てきたアジアのマーケットとは雰囲気が異なり、並べてある雑貨、食材、香辛料などムスリム色が強かった。






一通り見て回って、のんびりボスポラス海峡に沈む夕日を見て黄昏ていた。
気のせいかもしれないけど、トルコの夕日はどこの国よりも赤く染まる気がする。茜色だ。とっても綺麗。



一人で感動していると、同じくキプロスから旅行で来てるという若者に話しかけられた。

彼はどうやら母親と妹と一緒に家族旅行で来ていて、今回で2度目のイスタンブールだそうだ。

二人はホテルで休憩していて退屈しのぎに街に一人でやって来たという。
感じのいいヤツで話も弾み、せっかくなので、一緒に街を周ることにした。


二度目ということもあって街にはかなり詳しい。







僕は歩いて周るのが苦じゃなかったので、いつも通り歩くつもりだったが、彼はタクシーを利用した方がいいと言ってくる…

お金勿体無いので反対したけど、気前のいいヤツで、彼がタクシー代を全部払ってくれるというのでもちろん断る理由もないよね!!

お言葉に存分に甘えま〜す!!


夜のモスクも見たかったので、最後は世界で一番綺麗だと謳われているブルーモスクへやって来た。



すぐ横には、アヤソフィアというビサンティン建築の結晶とも言われるモスクもあった。イスラム教のアザーンが大音量で流れていて少しうるさかったが、文句のない華やかさを纏っていた。残念ながら夜は内部へは入れなかったので翌日に見送ることにした。





そして時間も時間だし、どこか夜ご飯を食べよう〜と彼のオススメの場所へ連れて行ってもらうことになった。


これがトルコ初日に起こる大事件の幕開けだったとは、この時の僕は知る由もなかった....









連れてこられたのは、バー...



ん?少し様子が違う。



女性が変わりばんこで席についている。



これは間違いない。キャバクラだ!


ここでお店を変えていれば良かったものの、僕の心に生まれたほんの些細の興味からそのまま席についてしまった。

とりあえず一杯、お互いにビールを注文し今日の出来事を振り返っていると、僕と彼の席に一人ずつ女性がついた。

僕の横に座った女性はウクライナ出身の女の子。年齢は聞かなかったが、多分同世代。ルックス、スタイルは申し分ない。



旅の話で盛り上がっていると、彼がドリンクを彼女たちに出してやらないか?と提案して来た。
会話も織りあがっている事だし、彼女も僕個人としては高得点の子だったのでドリンクを提供する事にした。






2時間ぐらいだろうか、その間会話はもちろん、壇上で一緒にダンスをしたり歌ったり楽しんでいた。


あまりの楽しさに、気づけば彼女たちにドリンクを6杯ほど提供してる僕たちがいた。まだ居ても良かったが、彼がそろそろ店を変えないかと言ってきたので、後ろ髪を引かれる思いではあったが、店を出ることにした。





持ってこられた会計を見てビックリ仰天!


二人で*4000TL (日本円で12万円)
当時のレート



いやいや待てよ、割り勘でもそんなお金持ってないし、払えねぇよ..と何故か逆ギレしている自分。店の中で揉めるに揉め、お店のボディーガードに店の外に連れ出された挙句、ATMの目の前まで連れて行かれた。それでも払いたくないと駄駄を捏ねる僕に彼がほんの少し負けてくれて僕は5万を払うことでその場は解決した。


お店の前に戻りお金を払い終えた僕ら、気分が悪かったので僕は彼を置いて一人で帰った。



ここで一つ大きな失敗を犯していたことに気づく。 お店で彼女たちに提供したドリンク1杯の値段を把握して居なかったこと。そして、会計の時に確認しなかったこと。酔っ払っていて、注意力が散漫していたせいか、いろいろと大きなミスをあの時の僕は犯していた。

これらのミスが今回ボッタクられる要因だったと事に気がついた時は、時すでに遅し。




後から、聞いた情報によるとイスタンブールでは外国人観光客を狙ったボッタクリ商売が横行してるとのこと。

事前に下調べしていたら、間違いなく避けられた一件だったでしょう。 彼がそのボッタクリの犯人だったかどうかは未だに謎な点が多い。 わざわざ観光を一緒に共にした上、移動費まで出してくれた事。単に彼が金持ちで彼の一遊びに付き合わされたただけなのかもしれない。 なぜなら会計後にまた他のお店へ行く気が満々だったから。ボッタクるなら5万なんて中途半端な値段で帰ろうなんて言い出さないだろうし.... もしくは単に僕がお金を持ってそうなヤツに見られなかっただけなのかもしれない。


周りの観光客にも同じ手(観光客を装いお店へ連れていく)でやられた人たちが結構いたので、やはり僕のケースもそういう事だったのかな。。

ただの金持ちと一緒に行ったて事を信じたい気持ちもあるし、 ボッタクリ野郎であるなら、あるで5万で帰ろうと言い出した彼の真意も問いたい。


金持ちそうに見えないと思われたなら、それはそれで益々悔しい!!


考えればかんがえるほどドツボへハマっていく。


今まで節約してきた苦労も水の泡…

5万なんて金額、アジアでは何十カ国も周れる金額に等しい…


何にせよ、お金のハプニングが貧乏バックパッカーの自分には最大のダメージである事…



もちろん、今回の失敗は僕自身に非があることも確か。そこはしっかり反省しなくてはいけない。自分の失敗を素直に認めよう。


だが、どうもスッキリしなかった。そりゃ、5万もの大金を失ったことも、もちろんなんだが。彼が仮にボッタクリの犯人で、同じ旅行者を装って人を騙そうとする、その神経がが許せない。知らない現地人に話しかけられたら警戒するのは当たり前の話だけど、同じ旅行者として異国で仲良くなれる事は旅の一つの楽しみでもあるからだ。

同じ旅人同士でしか、分かち合えない苦労話や感動話などを話し合える事は旅の醍醐味だって言うのに…


旅の楽しみを踏みにじったアイツを僕は一生忘れないし、許さない。


そんな愚かな失敗をした自分が何よりも許せない。



多くの危険が蔓延るインドで何もなくやり過ごした事で、少し油断していた気持ちが完全に裏目に出た。






僕はお金に関しては、いつもシビアだっただけに、今回の件は立ち直るのにしばらく時間を要す事になった。


今回の件をきっかけに若干の周りの人達への不信感を抱く自分がいた。


しかしこれから生まれるかもしれないたくさんのいい出会いを無駄にはしたくはない。


でもまた今回みたいに騙されたら.....


僕は完全にジレンマに陥ってしまった。



さて今後の旅の行方は…












以上、トルコ初日でした。





最後まで読んでくれてありがとう。





僕の旅はまだまだ続く。

【ドバイ】何もかもが世界一‼︎ バックパッカーはお呼びでない?











トルコへ向う途中、アラブ首長国連邦(ドバイ)に10時間のトランジットで寄った僕。




10時間も空港内でやることがない上、少し気になっていたドバイ。日本人はビザが必要ないので入国には苦労しない。





意を決して金持ち国家へ入国!!


イミグレーションの女性達もとにかく感じがいい。気持ちよく入国!!



初めてのムスリム圏 、カンドゥーラや、アバヤを着ている人たちがたくさん! これぞアラブだ!!
男女の規則が厳しいことでも有名なイスラム教。 職場も男女ではっきり区別されている。
少なくとも、空港内では男女一緒に働いている光景は目にしなかった。 男性は男性だけ、女性は女性だけの環境。


時間も限られているので、急いで空港の外へ...


アッチィィィ! 外の気温は46度


誰も外を出歩いていない。皆さん涼しい室内にこもっている、移動は基本車。汗をかいて外を歩くという習慣がないのかな?


汗だくで外をひたすら歩いてるのは僕だけ。

さすが金持ちの国だ

とりあえず、市内までは遠いのでバスを利用することにした僕。

空港から市街地まではバスで180円ほど。 街までの外の景色は、、、、とりあえず砂漠。
砂ホコリのせいか、とにかく視界が悪い。1km先が見えない。


そして到着した "ブルジュ・カリファタワー" 世界一高い建物としての記録を未だ保持している。
近年これを超える建物が建設されると言われていたが、どれも途中で建設が中止になっている。 その建物達はどれもアラブ諸国.....


アラブ人、世界一にこだわりすぎ...


そして計画性なさ過ぎ....


こちらの建物、東京のスカイツリー同様に頂上まで登れるんだが、お値段がなんと...



1万5000円!!!

高さだけに限らず値段までも高過ぎ...

写真でもお分かり頂けるでしょうが、
この苦笑い




ちなみにスカイツリーの展望台までの値段が2900円。 約5倍.... スカイツリーすら登ったことないのに...



もちろん登らない。今の僕には頂上に1万5000円の価値を見出せない。


高い、高いよドバイ…


いよいよドバイが本領を発揮し始めた。

それもそのはず、ドバイの前はあのインドに居たんだから。 インドの環境に慣れ始め、せっかくあの雰囲気に落ち着きを覚えたところだったのに、今度はドバイ!!!


どうやら世界が180度変わってしまったようだ。


タワーの横には世界一のショッピングモールや、スターバックス。ショッピング施設なのに水族館まであり、もちろんそれら全て世界一。
夜になるとタワーの前では世界一の噴水ショーが観れる。


なんだこりゃ。世界一ばかり。 歴史的建造物や文化的なモノは一切ない。あるのは歴史の浅い豪華な造りのものばかりだ。


【派手】というコメントしか出てこない。


国を比べるのはあまりよくないけど、インドからやって来た僕は、この180度違う世界に腰を抜かしそうになっていた。同じ地球上に存在する一国同士で、ここまで違うことがあるのか....


インドはきっと違う惑星だったんだ。と自分に言い聞かせ落ち着きを取り戻そうとする。



インドの世界観がまるで、フィクションだったかのようにも思えるほど。 インドで過ごした10日間は一体なんだったんだろう、と一人他の観光客とは違った感情に苛まれていた。



それにしてもドバイ、バックパッカーを、、まぁ見ない。 お金持ちそうな人達、またはカップル、女子力の高そうなお姉様たちばかり…


インドから来たからそう感じるだけかな…


あのインドの何処からともなく聞こえてくる、 "マイフレンド" がとても恋しくなった。


ドバイで何かを感じる度にインドが僕の頭に引っかかる。


何故か分からないが、イギリス人のおばちゃんに一緒に写真を撮って欲しいと頼まれる。


きっとドバイに似つかわない、変なやつ(僕)が居たってネタにでもされるのかな?

もちろん、断る理由なんてないし、
快く写ってあげたけどね!



次に僕が向かったのが、バージュ・アル・アラブというホテル。 5つ星ホテルで世界最高クラスのホテルだが、世間では7つ星とも言われているらしい。




1泊、安い部屋でも20万円するので、もちろん宿泊ではないが、ホテルを横切った向こうに宿泊者たちが利用できるプライベートビーチがある。
そこに宿泊者を装って入ろうとするも一瞬でバレてしまい、表へ連れ出されてしまいました。



クソぅ、なんで宿泊者達はなんの疑いもかけられなかったのに、僕だけチェックされたんだ... 
徒歩でやって来た上に、汗だくのタンクトップ姿だったからなのかな。


身なりってやっぱり大事だな。


遠くから、しんみりと2ショットを撮らせてもらいました。

この距離こそが今の僕と、宿泊者たちの身分の距離に等しいのかな。。


と、と、遠い、、、、。



それにしても、とにかく外を歩いてる人を全く見かけない。道路を走る車の中からは何でだろう…笑われてるし。


各バス停がクーラー付きの待合室だったので、そこで休憩を取っていだが、さすがに一日外を歩き回っているせいで、ぶっ倒れそうになってきた。


最後は妥協してしまい、タクシーを呼んでパームアイランドによって空港に向かうことにした。




タクシーを捕まえて、運転手のおっちゃんに今までずっと歩き回ってたことを説明すると、 "バカかお前は、死ぬぞ!" と温度計を見せてくれた。
温度計はあとちょっとのところで50度を指し示すところまで上がっていた。

どうりでぶっ倒れそうになるわけだ。


きっと"アドレナリン"に助けられていたんだな。



そんなわけで最後にやって来たのは、パームアイランド。 




昔、写真で見て訪れたいなぁ〜と、ずっと思っていたが、地上で訪れてもなんの感動もなかった。

それもそのはず、僕が見た写真はヘリコプターから撮影されたものだったからだ...


下の写真が丁度上空から写した景色↓


地上で見てもただのストリート↓


ヘリコプターから見れたら完璧な景色であったであろう....


ただヘリコプター、チャーターするのに安くても10万円するそうだ。



何をするのにも、お金のかかる国だなぁ。 お金をかけなくても周れることは周れるが、そこに楽しさはツイてこない。




テレビやネットで見て、ずっと憧れていたドバイだが貧乏バックパッカーの僕にはどうも楽しめなかった。


居心地も△です。


僕にはトランジットがちょうど良かったかな!


ちょっぴり悔しい思いでドバイの街を後にした。





空港に着き、イミグレを通りドバイを出国しようとしたらビックリ。




ドバイのイミグレは自動パスポート認識システムで管理されていて、パスポートにスタンプがもらえない。


入国、出国スタンプが欲しい!!!!


世界のスタンプマニアの僕としては、どうしても諦めきれず、どうにかしてスタンプを貰えないか空港職員に聞いて回った。
最終的にイミグレカウンターを逆走し、空港スタッフに土下座する勢いで頼み込んでみた。




"僕はまた来たいけど、もうドバイには一生来れないんだ。 記念にどうしてもこの国のスタンプが欲しい" なんて少しばかり大げさに伝え、スタッフをはじめ、周りの人たちには好奇な目で見られたが、気にしな〜い。



僕の思いが伝わったのか、なんとかスタンプをゲットすることが出来た。





ドバイでの一番の収穫は間違いなくこれ! スタンプ!!!!!

終わりよければ全て良し!!!!


という形で思い残すことなく無事ドバイ出国!!






いよいよトルコへ。




ちなみに世界の訪れた国に最低一人、友達を作って周っている僕だが、ここドバイでは一人も作ることが出来なかった....




お金持ちになって、また来てやるからなぁぁぁぁぁぁ!!




最後まで読んでくれてありがとう。




僕の旅はまだまだ続く。

大都市ムンバイ 発展と伝統の狭間で生きる人たち


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苦労も多かったインド生活も気づけば、最後の都市

ムンバイ


インドの中では、割と洗練さえた街のように感じた。かつてのイギリス植民地時代の影響を感じる外観。 わかりやすい表現で伝えるなら、ちょっぴり汚いイギリス...いやちょっぴりではないか...... インドで生活をしていると本当に感覚が鈍る、いい意味でも悪い意味でも。

初めて目にするインド洋〜…
汚ねぇ…






到着早々驚いたのが、電車! ムンバイの電車、基本無賃乗車できるという....



最初はきちんと買っていたいたが、周りのインド人は全く買う意識さえなく真面目に買っている自分がアホらしくなってきたので、僕も恐る恐るだが試してみた。


レッツ無賃乗車!






見つかれば2000ルピーの罰金、または3年以下の懲役らしいです。 良い子のみんなは真似しないでね!(電車賃も長い距離で三十円ほどです)



ムンバイの電車、もう一つ面白いところがあって。 通勤時間のラッシュが半端ない! 日本の通勤ラッシュで根を上げていた僕だけど、ムンバイの通勤ラッシュに遭遇したら日本の通勤ラッシュが恋しく感じた。 それほどレベルが違った。

https://sht1108.tumblr.com/post/168441795956


ドアはもちろん閉まってないし、車内からは人がはみ出している、このまま発車したら飛び出している人の体のパーツ失うんじゃないかってぐらい.....でもさすがインド人。そこは器用に障害物を避ける。


混んでないときは快適だった、危険じゃない程度に車内から身を乗り出し風を感じながら目的地へ....

https://sht1108.tumblr.com/post/168441776848


ただムンバイ、何に一番困ったかって...ネット環境。いつもWifiを頼りに生活している僕にとっては、宿のWiFiが唯一の頼り。 しかし今回泊まった宿にWiFiはなかったので、自分でフリーWiFiのあるカフェを探す必要があった。 インド....なかなかWiFiがない。 次のフライトのEチケットを携帯で取得するためにもWiFiは必要不可欠。


1時間探し歩きました。やっと見つけたカフェで無事チケットを取得。その他、家族などに連絡を入れていると急にネットが繋がらなくなった。


あれ? スタッフを呼び状況を説明すると、 "今日のWiFiの時間は終了したまた明日来てくれ" と言われる。


なんでやねん!!




日本の常識は通用しない、それが世界だ。おかげさまで旅を続けて早3ヶ月、そんな事じゃ動じない心構えが出来た僕にとっちゃ、もはや朝飯前だ。
チケットが手に入って、これと言った問題もなかったので潔く "また明日くるぜブラザー" と退散。


宿に帰り、インドに来て一回も入ってないんじゃないかってぐらい久しぶりのシャワーを浴びる。
これがその宿↓



水を桶に移しながらで手間はかかったが、今までインドで感じて来た色んな複雑な思いも洗い流せた様な気がした。
良いのか、悪いのかは分からない...


今思い返してみれば、インド行きの飛行機が欠航になったがために予定しない地で日を重ねたりなど、入国する前から色んなことがあった。デリー空港のイミグレカウンターで職員に自分が21歳独身てことで謎にバカにされて始まったインド生活。旅人の間で話題にならないことがないこの国では、この暮らしより過酷なことがこの世に存在しているのかと、思わず疑問を抱くインド人の生活や、他所者大好き好奇心旺盛なインド人、ここ何日か前からブラザーになったインド人、出会って1分もしないで飯をおごれと言ってくるインド人、外国人をどうカモにしようか日々検討中のインド人。 挙げだしたらキリがない。


彼らは本当に、



クセが強いんじゃぁ

まだ大して国数を跨いでない僕は自信を持って言える。 インド人が一番スパイスの効いた国民性だ(インドだけに)











ムンバイで驚いたことの一つに、あの世界的有名ファッションブランド "ZARA" があったこと。


昔日本でアルバイトさせてもらっていたので、どうも気になって仕方なかった。


中に入ってみると、インドとは思えないほど綺麗な内装。 品揃えも日本と変わりない。
記念にスタッフ達と一枚。

容姿を比べる事はあまり良い事ではないけど、インド人スタッフよりは日本人スタッフの方がカッコよくて美人さんだった。


ムンバイはどうやら日本の銀座のようなロケーションなのかな、高級ブランドも数多く軒を連ねていた。
僕からするとインドで味わいたい雰囲気とは少し違ったので、あまり興奮はしなかった。




ただ衝撃だった光景が一つある。それは、、、、


ドビーガート という世界最大の洗濯場。


ムンバイ、高層階級の人たちが多く、高いビルも多い、この都市にソレはあった。

見ての通り奥に見えるのは発展したインドの近未来都市ムンバイの中心街。
ドビーガートからは目と鼻の先。

そんな近未来都市を横目にドビーガートは広がっていた。

このコントラストがとても衝撃的だった。
綺麗なものほど裏から見ればその姿は表の姿とは対照的である…と言わんばかりな光景




だがそんな場所ほど情緒があって、外見とは異なる美しさがあることを僕は知っている。





この旅で学んだんだ!





ドビーガート、ここにはインド各地から届く洗濯物を、アナログな方法で洗濯をする人たちがいる。外観はスラムのような感じで市街地とは少し違った雰囲気を醸し出す。


一人で入ったものの、迷路のような空間に一瞬で迷子になった僕。そんなときジャックスパロウ、じゃなくジャックスパロウ似のお兄さんに助けてもらった。
彼はここで働く青年。とても気さくで笑顔がチャーミングな人だった。
せっかくなので彼らの仕事っぷりも拝見させてもらった。





彼は "こんなところだけど、俺はこの場所が好きだし自分の仕事を誇りに思ってる。" と自信を持って言った。
技術が進み、従来の仕事がどんどん減って来ている世の中。彼らの仕事も洗濯機を使えば済む話だ。だがそんな中でも一生懸命自分の仕事に向き合い、誇りを持って働いている彼の背中は誰よりも大きく見えた。




一見、汚くも見える場所かもしれなけど、ここを訪れた僕はドビーガートがムンバイのどの場所よりも輝いているように感じた。
実際にこの目で確かめてこそ、見えてくる景色もあるんだなぁと感じるインド最終日であった。
近くには安い屋台も沢山あって、ここが僕のムンバイで一番のオススメスポット。

インドの最後思い出を何枚か。↓










宿に戻り、出発が深夜だったのでもう一泊してもよかったが、宿代を浮かせるため早めに向かった(空港は綺麗という理由もある)



がしかし!!



インドの空港は航空券がないと入れない。 その条件はクリアしたが、なんと、、、出国3時間前でないと空港内に入れないと門前払い。


そんなの事あんのかよ!!!!!


しばらく食い下がってみたものの、話を聞いてもらえず....




これが女性だったら間違いなく入れてもらえたはず。インド人はとにかく女性に甘い。




仕方なく身一つで野宿。皮肉を込めて、僕を入れてくれない警備員の真横で寝てやりました。 それをみて入れてくれるかなと期待もしたが、結果は変わらず。


冷てぇぇなぁぁぁ!!!


どうやら最後までインドに振り回されて僕のインド生活は終わるようだ。
あぁ、ありがとよ、インド。
色々あったけど嫌いになれない国。それがインド。
一つの国とは思えないほどいろんな表情を持った国。


次に向かうはトルコ!!!
(ドバイで10時間のトランジットあり)




最後まで読んでくれてありがとう。




僕の旅はまだまだつづく!


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