僕だけの世界地図 ~Going my way~

世界と僕だけの想い出

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【ドバイ】何もかもが世界一‼︎ バックパッカーはお呼びでない?











トルコへ向う途中、アラブ首長国連邦(ドバイ)に10時間のトランジットで寄った僕。




10時間も空港内でやることがない上、少し気になっていたドバイ。日本人はビザが必要ないので入国には苦労しない。





意を決して金持ち国家へ入国!!


イミグレーションの女性達もとにかく感じがいい。気持ちよく入国!!



初めてのムスリム圏 、カンドゥーラや、アバヤを着ている人たちがたくさん! これぞアラブだ!!
男女の規則が厳しいことでも有名なイスラム教。 職場も男女ではっきり区別されている。
少なくとも、空港内では男女一緒に働いている光景は目にしなかった。 男性は男性だけ、女性は女性だけの環境。


時間も限られているので、急いで空港の外へ...


アッチィィィ! 外の気温は46度


誰も外を出歩いていない。皆さん涼しい室内にこもっている、移動は基本車。汗をかいて外を歩くという習慣がないのかな?


汗だくで外をひたすら歩いてるのは僕だけ。

さすが金持ちの国だ

とりあえず、市内までは遠いのでバスを利用することにした僕。

空港から市街地まではバスで180円ほど。 街までの外の景色は、、、、とりあえず砂漠。
砂ホコリのせいか、とにかく視界が悪い。1km先が見えない。


そして到着した "ブルジュ・カリファタワー" 世界一高い建物としての記録を未だ保持している。
近年これを超える建物が建設されると言われていたが、どれも途中で建設が中止になっている。 その建物達はどれもアラブ諸国.....


アラブ人、世界一にこだわりすぎ...


そして計画性なさ過ぎ....


こちらの建物、東京のスカイツリー同様に頂上まで登れるんだが、お値段がなんと...



1万5000円!!!

高さだけに限らず値段までも高過ぎ...

写真でもお分かり頂けるでしょうが、
この苦笑い




ちなみにスカイツリーの展望台までの値段が2900円。 約5倍.... スカイツリーすら登ったことないのに...



もちろん登らない。今の僕には頂上に1万5000円の価値を見出せない。


高い、高いよドバイ…


いよいよドバイが本領を発揮し始めた。

それもそのはず、ドバイの前はあのインドに居たんだから。 インドの環境に慣れ始め、せっかくあの雰囲気に落ち着きを覚えたところだったのに、今度はドバイ!!!


どうやら世界が180度変わってしまったようだ。


タワーの横には世界一のショッピングモールや、スターバックス。ショッピング施設なのに水族館まであり、もちろんそれら全て世界一。
夜になるとタワーの前では世界一の噴水ショーが観れる。


なんだこりゃ。世界一ばかり。 歴史的建造物や文化的なモノは一切ない。あるのは歴史の浅い豪華な造りのものばかりだ。


【派手】というコメントしか出てこない。


国を比べるのはあまりよくないけど、インドからやって来た僕は、この180度違う世界に腰を抜かしそうになっていた。同じ地球上に存在する一国同士で、ここまで違うことがあるのか....


インドはきっと違う惑星だったんだ。と自分に言い聞かせ落ち着きを取り戻そうとする。



インドの世界観がまるで、フィクションだったかのようにも思えるほど。 インドで過ごした10日間は一体なんだったんだろう、と一人他の観光客とは違った感情に苛まれていた。



それにしてもドバイ、バックパッカーを、、まぁ見ない。 お金持ちそうな人達、またはカップル、女子力の高そうなお姉様たちばかり…


インドから来たからそう感じるだけかな…


あのインドの何処からともなく聞こえてくる、 "マイフレンド" がとても恋しくなった。


ドバイで何かを感じる度にインドが僕の頭に引っかかる。


何故か分からないが、イギリス人のおばちゃんに一緒に写真を撮って欲しいと頼まれる。


きっとドバイに似つかわない、変なやつ(僕)が居たってネタにでもされるのかな?

もちろん、断る理由なんてないし、
快く写ってあげたけどね!



次に僕が向かったのが、バージュ・アル・アラブというホテル。 5つ星ホテルで世界最高クラスのホテルだが、世間では7つ星とも言われているらしい。




1泊、安い部屋でも20万円するので、もちろん宿泊ではないが、ホテルを横切った向こうに宿泊者たちが利用できるプライベートビーチがある。
そこに宿泊者を装って入ろうとするも一瞬でバレてしまい、表へ連れ出されてしまいました。



クソぅ、なんで宿泊者達はなんの疑いもかけられなかったのに、僕だけチェックされたんだ... 
徒歩でやって来た上に、汗だくのタンクトップ姿だったからなのかな。


身なりってやっぱり大事だな。


遠くから、しんみりと2ショットを撮らせてもらいました。

この距離こそが今の僕と、宿泊者たちの身分の距離に等しいのかな。。


と、と、遠い、、、、。



それにしても、とにかく外を歩いてる人を全く見かけない。道路を走る車の中からは何でだろう…笑われてるし。


各バス停がクーラー付きの待合室だったので、そこで休憩を取っていだが、さすがに一日外を歩き回っているせいで、ぶっ倒れそうになってきた。


最後は妥協してしまい、タクシーを呼んでパームアイランドによって空港に向かうことにした。




タクシーを捕まえて、運転手のおっちゃんに今までずっと歩き回ってたことを説明すると、 "バカかお前は、死ぬぞ!" と温度計を見せてくれた。
温度計はあとちょっとのところで50度を指し示すところまで上がっていた。

どうりでぶっ倒れそうになるわけだ。


きっと"アドレナリン"に助けられていたんだな。



そんなわけで最後にやって来たのは、パームアイランド。 




昔、写真で見て訪れたいなぁ〜と、ずっと思っていたが、地上で訪れてもなんの感動もなかった。

それもそのはず、僕が見た写真はヘリコプターから撮影されたものだったからだ...


下の写真が丁度上空から写した景色↓


地上で見てもただのストリート↓


ヘリコプターから見れたら完璧な景色であったであろう....


ただヘリコプター、チャーターするのに安くても10万円するそうだ。



何をするのにも、お金のかかる国だなぁ。 お金をかけなくても周れることは周れるが、そこに楽しさはツイてこない。




テレビやネットで見て、ずっと憧れていたドバイだが貧乏バックパッカーの僕にはどうも楽しめなかった。


居心地も△です。


僕にはトランジットがちょうど良かったかな!


ちょっぴり悔しい思いでドバイの街を後にした。





空港に着き、イミグレを通りドバイを出国しようとしたらビックリ。




ドバイのイミグレは自動パスポート認識システムで管理されていて、パスポートにスタンプがもらえない。


入国、出国スタンプが欲しい!!!!


世界のスタンプマニアの僕としては、どうしても諦めきれず、どうにかしてスタンプを貰えないか空港職員に聞いて回った。
最終的にイミグレカウンターを逆走し、空港スタッフに土下座する勢いで頼み込んでみた。




"僕はまた来たいけど、もうドバイには一生来れないんだ。 記念にどうしてもこの国のスタンプが欲しい" なんて少しばかり大げさに伝え、スタッフをはじめ、周りの人たちには好奇な目で見られたが、気にしな〜い。



僕の思いが伝わったのか、なんとかスタンプをゲットすることが出来た。





ドバイでの一番の収穫は間違いなくこれ! スタンプ!!!!!

終わりよければ全て良し!!!!


という形で思い残すことなく無事ドバイ出国!!






いよいよトルコへ。




ちなみに世界の訪れた国に最低一人、友達を作って周っている僕だが、ここドバイでは一人も作ることが出来なかった....




お金持ちになって、また来てやるからなぁぁぁぁぁぁ!!




最後まで読んでくれてありがとう。




僕の旅はまだまだ続く。