僕だけの世界地図 ~Going my way~

世界と僕だけの想い出

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悪戦苦闘→イスラエルへ







カッパドキアでの夢のような時間を過ごし、次なる目的地『イスラエル』へ向かうためイスタンブールへ戻ってきた。

イスタンブール……この一週間のうち特にイスタンブールでは色々あったなぁ〜笑


そんな話はさておき、




空港に着き、チェックインを試みるが、何故だか出来ず...






オンラインでの支払いが上手くいっていなかったみたいで、結局搭乗できなかった。



まさか、、、予備で持ってきてあるもう一枚のカードも利用できなくなったか?と不安が過ぎるが、ATMでは利用できた。ホッと一安心。


空港内で現金支払いで新しい航空券を予約。今時、空港で現金支払いなんかしてる人いるのかなぁ、、、






僕の便は早朝だったのでしばらく空港で時間つぶし。宿代を浮かせるため、前日からの空港泊がもはや習慣づいていた。 空港は絶対的に安全という僕の勝手なイメージと、別に何かを買うわけではないんだけども、お店が多く並んでいて賑やかな。かつこれからいろんな国へ向かう人たちで行き交う空間は、異国で一人きりの僕にとっては仲間がたくさんいるみたいで不思議と落ち着く。






空港内のコンセントを見つけ、充電していると一人の男が話してきた。





カタールからトランジットでトルコ入りしたが、トルコの充電端子を持っていなかったので充電が出来ず困っているらしい。 僕の充電機は一度に6個のデバイスを充電できるので、快く貸してあげることにした。




彼はウクライナ人のアンドリュー。 人生で初めて会うウクライナ人。知らないことだらけの国だったので、いろんな話を聞かせてもらった。物価の話、恋愛事情、政治、交通....ウクライナのバスなどの交通機関もラッシュ時はすごいという話をされたが、インドの環境を一度目にしてる僕はあの国を超えるラッシュはないと、彼に写真を見せてあげた。


こんな光景が世界に存在してるなんて.....と驚いた様子を浮かべていた。 どうやらインドの混雑は世界一かもしれない....




僕らが日本とは馴染みのない国に関して全く無知である傍、諸外国の人たちは随分日本の国の事はもちろん、文化についてまで知ってくれているんだなぁと毎回驚かされる。 彼もそんなマニアックの事よく知ってるなと感心するほど物知りだった。



日本の "いただきます" という文化。  ご飯を食べる前に "いただきます" という。あれは一体なんなんだ?と聞いてきた。




どこでそんな事知ったんだよ!と逆にこっちが聞きたいぐらい。  説明をするのにかなり苦労したが、一種の挨拶だよと大雑把な説明で理解してくれた感じだったので、まぁ良しとしよう。




そんなこんなで冷や汗もかきながらも、会話に花が咲き、気づけばフライトの時間!!



さぁ、いよいよイスラエルへ。




都市伝説や多くの謎、歴史的場所としても有名な国で世界三大宗教であるキリスト教イスラム教、ユダヤ教三つがに集まるこの国は世界の中心とも言われている。
そんな国に行けるんだと今から興奮が抑えられない。

だが、近年日本のニュースなどでは争いが絶えない国としても取り上げられており、危ないイメージも少なからずある。
2017年現在でもイスラエルユダヤ教徒イスラム教との間で仲たがいが続いている(この表現は誤解を招くかもしれない、たけどどの表現が正解なのかは僕には決められない)
個人的にはイスラエルの人(ユダヤ教の人)もパレスチナの人も本来イスラエル国の同じ国民であると思いたい。現実問題はそう上手く運ばない…




家族にイスラエルへ向かうことを報告するとかなり心配していた。




そして世界で一番セキュリティーが厳しいと言われる空港があるのも、イスラエルの首都にある、テルアビブ空港。 




残念なことに昔、日本人がそこで銃の乱射というテロを起こしてから厳重警備体制に変わったそう。
そんなショッキングな事件が、日本人の手によって起きたにも関わらず、現在も日本人はビザが必要ない。
ただただイスラエル政府に感謝したい。







4時間のフライトで到着したテルアビブ空港。 厳重警備かと思いきや、大したことのなさそう....







と思いきや、他の乗客たちには見向きもしなかった空港警備員たちが、何故か僕の周りに集まってきた。



おいおいおい。


大丈夫なのか?



警備員たちの顔に笑顔はない。








『お前は何もんだ?』 Who are you??
いやいや、何もんだって、俺が知りたいぐらいだわw



銃をチラつかせながら、色々と突っ込みたくなるような質問を浴びせてくる空港警備員たち。
冗談半分ではなさそうなので真面目に答える。



髪を結ばずボサボサの状態(乞食感が満載)の僕を一目見て、要注意人物と認識したのか。
それとも日本人と認識したからなのか、結局分からなかったが20分ぐらいその場で尋問された。 


お前は一体何者なんだ? どこからきた? 何しにきた? 何日滞在するんだ? 歳はいくつだ? 親はどこ出身だ? 今日は何食べた?…





今日は何を食べた?…てそれは絶対聞く必要にだろ!!!
フリかと思い、何度も突っ込みたくなる衝動にかられるも、真面目に答え続けた。





そんなこんなで、気持ちよくは入国できなかったものの、無事イスラエル入国!!




イスラエルではパスポートに出国スタンプは押されず、簡易身分証みたいなカードをその場で発行してもらえる。
顔写真付きでヘブライ語が記載されている、なんだか特別な感じ。



パスポート同様、この簡易身分証明書を無くすとイスラエルから出国が出来なくなってしまうんだが.....




どっかの誰かは既にもう空港で落としてしまっていた。
すでに何枚かのソレが空港内に落ちているのを見かけた。
大丈夫なのか?




物価が高くて有名なイスラエルだったので、じっくり沢山回りたかったけど、お金のない僕は滞在日数を3日間に予定していた。




幸運なことに、中国で友達になったイスラエル人が泊まるところ提供してくれる予定だったので首を長くして空港で待つことにした。



がしかし、待てど暮らせど彼はやってこない..... 空港についたと連絡を入れてから3時間が経過した...



既読にはなっているのに返信がこない…





とうとう我慢の限界がきた僕は仕方なく自分で宿を決めることにした。



彼を頼ることを諦め、本意ではないがエルサレムにある宿に泊まることにした。





それはそうとして、彼も彼だ。 イスタンブールまでは連絡がついていたのに、急に連絡がつかなくなるから何かあったのか心配してたがフェイスブックのストーリーには楽しそうな姿をアップしていたのできっと面倒位でもなったのだろう。

そんなの、一言言ってくれればそれで済む話なのに。例え面倒だとはいえ、適当な理由でも作って言ってくれれば納得したのに!!!



人を頼りすぎるのもよくない事は承知だが、




あぁー!!! 悔しい!!!!





物価の高いイスラエルだから頼りにいてただけに諦めがつかない!!!!





愚痴がこぼれるこぼれる。





航空券は取れてなかったわ、空港で職員に捕まるわ、友達にはすっぽかされるわ…






散々な幕開けで迎えたイスラエル旅、スタート!

















最後まで読んでくれてありがとう!


僕の旅はまだまだ続く。