久しぶりの再会!ルゥーミンと始まる中国の旅〜
7月1日。 ついに迎えたJuly(ジュライ) 日本も梅雨明けが近づいて来る頃かな? 中国 雲南省は雨季真っ只中。 あいにくの天気ばかり。。
気温は部屋でクーラーをつけなくても過ごしやすい丁度いい気温。 湿気を除けば… 。
今日はいよいよ待ちに待った友達との再会の日。 ドキドキわくわく! アラーム無しで気持ちよく目覚めた朝。
11時ごろ到着するとのことなので丁度チェックアウトの時間にタイミングがよく、エントランスで待つ事に。
30分遅れて到着した友達(ルゥーミン )昔ZARAのアルバイトで一緒に働いてた彼女。久しぶりに馴染みのある顔をみて中国なのに日本に帰ってきたかのように感じた。
お腹が空いたので昼食をとる事に。 彼女が奢ってくた中国のチャーハンは格別でした。
ルゥーミンはここ3年中国に帰ってないらしく彼女自身も久しぶりの帰省ということで少し不安があるそう …
大丈夫かよ〜
中国はめちゃくちゃ広いので様々な民族や方言もあって、田舎の方に行くと標準語を話す漢民族(中国人の大多数)の人たちは田舎の人たちの方言が理解不能らしい…
大丈夫か!ルゥーミン!!
頼りにしてるぞ?!
カウンターで戸惑うルゥーミン、どうしたのか聞くと スタッフの話す言葉が理解できなかったらしい … そう、ここ雲南省 昆民(クンミン)も中国ではかなり地方なのだ。
先が思いやられるスタートにはなったが再会を祝し2人の大冒険はスタートした。
チェックアウトをし、とりあえず荷物をどこかに預けて行動する予定だったのだがロッカールームがどこにもない ここ昆民。 重い荷物を持って市内を観光する事に …
ちなみにまだ足はまだ完治しておらず。
男ならここは我慢。女の子の前で弱音は吐いてられない!
今日の晩に昆民(クンミン)から電車で麗江(リージャン)というところへ発つ予定だったので、それまで 観光する時間はあった。 ただ、どうも中途半端な時間であまりゆっくりもしていられなかった。
気になっていた翠湖公園に2人で行く事に…
地図を見て進むも、反対方向にず〜っと進んでいたみたいで来た道を戻り二度手間…かなりの距離を進んでいたのでタクシーを乗ることにした。体力もお金も浪費した。
前途多難とはこういうことか。
それにしても中国のバイクはとにかく静かだ。全くエンジンの音がしないと思っていたら、これ全部 電気自転車だそう。
普通に車道を無免で運転出来るのか…
到着すると翠湖公園の前にはかつての中国の偉人達が通っていた有名な軍事学校があり、2人で大興奮、これはいいぞ!と満足な観光になった。
翠湖公園はもちろん公園なので入場料など一切かからない。これが公園か?と疑問を抱くほど立派な場所だった。 中には太極拳、合唱会、散歩、演奏会など様々な人が休日を楽しんでいた。
なかなかいいペースで周ったのでちょっぴり疲れた。なにせ荷物が重い重い。現段階で19kgだ。これを持ち歩いて観光したことなんて、今まで一度もなかったのでいい経験?!にはなったんだが、もう二度としたくはない。とにかく重い。
観光が終わり、電車の時間があったので昆民(クンミン)駅へ向かう。中国が広いのは国だけじゃなく、なにもかも…建物は全てバカでかい。
全て規格外の大きさだ。 入って空港と勘違いするほど …確かにこれだけ人がいればこの大きさにも納得はするんだが…
ただチケット買うのに長蛇の列。おまけにチケットカウンターのスタッフの態度が悪い。 彼らは公務員の一員でルゥーミン曰く中国の公務員はだいたいみんな態度があまり良くないらしい。 無論、僕も同感!と思う出来事がこの後…
やっと自分たちの順番が回ってきたと嬉しさも つかの間、予約していたチケットが買えない… オンラインで チケット購入時に登録していた僕の姓と名がパスポートと逆になっているという理由で断られたのだ。
融通の利かない彼ら。僕も彼らの態度には少々カチンと来た。窓口でルゥーミンがこれだけ懇願してるのに顔色1つ変えず無理の一点張り。 姓と名が逆という理由だけで。文字に間違いはないのに …情というものが全く感じられない人間だった。
僕は通じない事が分かっているので日本語で文句を言いまくる。度が過ぎたようで思わずルゥーミンに"辞めて"と言われたので落ち着きを取り戻す。
仕方なく長蛇の列を並び直しチケットを買い直す事になった。
なんとか買うことができ、少し時間は押してしまったが麗江(リージャン)へ向けて出発。
そこで自称、中国の有名な映画学校を卒業したという人と出会う。 2人でどうにかハリウッドの映画のオファーが来ないか夢見てみたり …
中国なのでハリウッドとは全く関係ありません。
この電車の中で一番興奮したのがルゥーミンに頼んでいたインスタントの味噌汁やカップラーメンを受け取った瞬間だ。
ありがとう!マイベスティー!!
日本を出て2ヶ月ほどで既に日本の味が恋しくなるというこの先が思いやられる状況。
5カ国ほど周ってもやっぱり僕の舌は日本の味に一番満足するんだ と自信を持って言い切れる。
あ~、醤油ラーメン、すき家のチーズ牛丼がものすごく恋しい。母のニンニクたっぷりカレー、おばあちゃんの作ったビーフシチューが2日連続で夢に出てきたり…正夢になんてなるはずのない夢が…
と、そんな事を考えながらいつの間にやら眠っていた。 列車は麗江に向けて走る。
久しぶりに友達と一緒に行動を共にした安心感からか深い眠りにつく僕だった…
最後まで読んでくれてありがとう
僕の旅はまだまだつづく