【パムッカレ】 一難去ってもまた一難!
パムッカレ到着!
トルコの良き田舎町のような雰囲気。
ここへ来る人はみんな目的はただ一つ。有名な泉と、ヒエラポリスという遺跡を見に来るため。僕ももちろんそのため...
到着して思ったけど、それ以外することがない。な〜にもない、あるのは民宿とお家、お土産屋さん、そしてレストランのみ....
日本人の観光客が多いのか、街中には日本語をよく目にする。
だが、まぁ長くて2泊で十分といった感じ。
そんな中、街で一つ僕の目を引くものがあった。
ラム子の日本食レストラン
と看板に書かれた日本食レストランらしき、建物。
入ってみるとオーナーもしっかり日本人!こんなところに日本人が!!そして日本食が!!!
久しぶりに感じるアットホームな感じにテンションが上がった僕。ただ一つ心配事が....
いろんな国で日本食レストランを見てきたが、やっぱり本場日本より値段が高い....
だから今までは日本食は食べたくても避けてきた。 がしかし! ラム子ズ キッチンは違った。
値段もリーズナブル。 これはもう食す他ない!
僕が注文したのは生姜焼き!
写真を撮り忘れてしまったのは申し訳ない…
味もどこか懐かしい、日本を思い出すのに間違いない味だ。オーナーの典子さんといい、テイストといい、胃も心もしっかり掴まれた僕だった。
心身の準備が整った僕は早速、泉へ。
泉とヒエラポリスは繋がっているので、入場料を払えばどちらもいける楽しめちゃうコースになっている。
入場料は25TL (日本円で750円) 一度外に出てしまうと、再入場ができないので、夕日が見たかった僕は一日過ごそうと思っていた。
がしかし、パムッカレ....少しナメすぎていた。
真っ白の大地に反射する太陽の照り返しの攻撃力がなんてったって凄い。眩しいし、暑いし、日焼けもすごいしでかなりキツかった。
夏場ここを訪れる際には、日焼け止め対策とサングラスが必須。 それらを忘れた僕は終始苦しむ結果となる。
綺麗な石灰棚をイメージしていたがそこは、もう市民プールも同然。
美容に効くと言われている石灰の泥を身体中に塗る女性たち、ジャバジャバ水遊びする子供達でに賑わっていた。
そして、もちろん土足は不可能なので裸足で施設内を移動するんだが まぁまぁ痛い。
海外の人は裸足に慣れてるのか、みんな平然としている。
日本人の僕たちは靴下を履く文化なので、足がこういうゴツゴツしたサーフェスに対応していない。
あまりに痛かったので一人、ひょっとこ歩きのように歩行していたので、頭のおかしいやつと周りからは見られていただろう。
ヒエラポリスも、なんだか中途半端な遺跡がほとんどだったのであまり感動はなく、ただただ暑さと眩しさとの戦いだった。
劇場の遺跡には少し圧倒されたかな。 ローマのコロッセオもこんな感じだろうか。
歩き回り、1週間分の水分補給が必要な量の汗をかいていたと思う。 ただただ暑かった。
一つ驚いたのが、敷地内にあった温泉。
かつての遺跡が崩壊した跡地に、そのままお湯を張りそのまま温泉にしてしまっているのだ。
こんな遺跡の扱い方があるか…
足場も良くなさそうだし、トルコのママさんたちも子供達だけでは絶対に入らせたくないんだろうなぁ〜…
…
結構子供達で溢れてる〜笑笑
そして夕暮れ時!
どうやら、神様は僕をまだ見捨ててなかったようだ。
素晴らしい景色が目の前に広がった。
無色の大地に夕日の光が差し込む。
今までの苦労が報われる瞬間だった。
トルコの夕陽、どこもドストライクです。
どうしてこんなに綺麗なんだ?
感動の余韻に浸りながら、宿に帰る途中お金を下ろそうとATMに寄るがどうも様子がおかしい。
たまにATMの種類によっては、僕の持っているカードが使えないところもある。だが、今回はいつもとは何かがおかしい。
一箇所に5台のATMが並んでいたんだが、どれも使えない。
極め付けが、今まで使えてた種類のATMが使えない事。
まだ、イマイチ状況を理解できていない自分。
おかしいなぁ〜、と思い一旦宿へ帰り、オンライン上でカード会社に問い合わせて原因を突き止めてみると、なんと利用額が限度額に達し、これ以上利用できないことになっていた。
ちなみに僕が設定していた1ヶ月の利用限度額が30万円まで。 節約が命だったのでそれ以上使うことはまず無いだろうと、考えていた。
限度額の設定が低かったんであろうと、カード会社に金額をあげる手続きを試みたが、現在放浪中の身であるが故、バイトもしてなく無職であることをキチンと伝えると拒否されてしまった。
ここで嘘をついて今まで通り働いてると伝えたら良かったんだろうけど、変なところで馬鹿正直に伝えてしまった。
こりゃ参ったなぁ....とりあえず、先ほどお世話になった日本食レストランの典子さんに助けを求めた。
すると、"うちでバイトしなよ" と提案してくれた。 お給料の代わりにご飯を全て提供してくれることになった。
ところが、ここで僕は大事なことを思い出した。
もう1枚クレジットカード持っていたんだ!!
典子さんにそのことを伝え、もし使えなかったらお世話になります! と約束させてもらい、もう一度ATMで試してみたところ......
使えたー!!
見ず知らずの地で一文無しになりかけた僕。
この時ばかりはATMの前で叫びました!
いよっしゃぁぁぁぁぁぁあ!!!!
異国で一人、一文無しになることがここまで不安になるんだなんて思ってもみなかった。
(普通は経験する必要のない出来事)
心配なのが、このカードは限度額を10万という最低金額に設定していて、おまけに航空券の手配は全てこのカードで取引していたことが少し引っかかった....
だが、現状は使えるし、限度額もよく月になればリセットされるわけだし! この時は嬉しさの方が大きくて、全く心配していなかった。
典子さんに報告をし、経験としてバイトさせてもらいたい気持ちもあったが、現状 時間とお金を無駄にできないので、その日の晩次の目的地に向かうことにした。
その場でもしっかりお礼はしたが、この場を借りてもう一度、
日本食レストランの典子さん、出発前にあったセイジさん...
(せいじさん) パムッカレの地でお会いした日本の旅人の方。 困り果てた僕にお金を貸してくれると言い出してくれた、仏様みたいな方。
流石にそれは出来ないと、お断りしました。
その心意気だけで僕の心はもう億万長者です。
ほんの数分前にあったばかりの僕にここまで親切にしてくれるなんて…
僕の中でせいじさんは憧れの旅人の一人だ。
その節はお騒がせしました。おかげで助かりました、ありがとうございます....
そして少し不安を残して、僕は次の目的地 "カッパドキア" に向かうことになった。
最後まで読んでくれてありがとう。
僕の旅はまだまだ続く