僕だけの世界地図 ~Going my way~

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【カッパドキア】〜気球と言えばココ〜奇岩地帯を飛ぶバルーン








言わずと知れた奇岩地帯トルコのカッパドキア世界遺産の街としても有名。






気球といったら、この場所のイメージが僕の中ではあった。多くの方もそうじゃないかな?
日本のテレビ番組やSNSなどでもよく目にする。


日本の気球といったら佐賀県
世界の気球と言ったらトルコ!(あくまで個人的意見です)




気球ツアーは1万円前後で高いと聞いていたので、正直初めは参加するつもりはなかった。
気球に乗らなくても、高台から覗く奇岩地形の見晴らしは素晴らしいものだった。




街にはおみやげ屋さんもたくさんあり、パムッカレとは打って変わって観光客の数も多くなんだか賑やか。 都会のような賑やかさではなく、風情がある日本で言うところの京都みたいな感じかな。







ここに来て僕はある贅沢をしてしまった。ちゃんとしたレストランでトルコ料理を食べること。


今まで露店の安いケバブを頂いていたわけだが、なぜこのタイミングかと言うと、、、
実はトルコ料理世界三大料理の一つなんです! えぇ!なんだか意外!! 皆さんはこの事実を知ってましたか?



…でも言われてみれば世界三大料理 フランス料理、中華料理、、あと一つはなんだ?てなりませんか?
日本食もブームと言われてますが違うんです!
あと一つはトルコ料理なんです!

 
トルコという国はアジア、ヨーロッパ、アフリカのちょうど間に位置している国で、陸でも海でも豊富な食材が収穫され、それらを使うバリエーション豊かな料理が有名なんだそうです。

…確かに立地としては最高な場所に位置してるんだよな、3つの大陸のいいものを持っていける場所に!!!笑


中華料理も食べたし、ここでトルコ料理をいただけば残すはフランス料理!!!
世界三大〜マニアの僕にとっては外せない!!!

ということで2000円ほどで頂いちゃいました



パンとトマトスープと豆ご飯はおかわり自由
メインの肉じゃがみたいなのは少し物足りないない気もするけど、4つのうちの3つが食べ放題という意味のわからないサービスのおかげでお腹いっぱい!

味は、そうですね…
食レポは得意じゃないので、、、
とても美味しかったとだけ伝えておきます。




食後散歩をしていると、おみやげ屋さんと仲良くなった 

昔茨城に住んでというトルコ人 自称 "阿部ちゃん"


正直全く ”阿部” て顔じゃない。
本人曰く顔が阿部寛に似てるという理由で "阿部" と名乗ってるらしい。

海外で日本の名前語るの流行ってるのか?
そういや、インドでも自称マサシとかいう人にあったな↓

だから全然マサシて顔じゃない!!


…でも外国人のこういう訳の分からないところ大好き。




トルコ国内ではおなじみ、トルコアイス屋さんもあるので休憩がてら寄ると、待ってましたと言わんばかりに激しめのクッキングショーが始まる。

渡すようで、渡さない。
渡すようで、、渡さない。
渡すようで、、、やっぱり渡さない。
という下りを永遠にさせられる。


はじめの1、2回はすごく楽しく付き合えるんだけど3回目以降、言い方悪くなりますがウザいです。いつまでっ経ってっもアイスは自分の手元にやってきません。


単純にアイスが欲しい方はスーパーなどで買うことをお勧めします。



でも最後にこの笑顔見せられちゃうと、やっぱりどうしても憎めない〜
なんて愛くるしいんだ!!




夕方には宿で仲良くなった、メキシコ人のジャビエルとアルゼンチン人のジョセと夕日を見に丘(町の展望台)へ向かった...









奇岩地帯の間に沈む夕日はなんとも神秘的なものだった。やっぱりトルコの夕日は紅い。気のせいなのかな?





茜色に染まる夕日を男3人で眺めながら、遠い地に置いてきた彼女のことを思い……置いてくる彼女なんて居なかった。


素敵な景色は夕焼けに留まらず、夜景も想像以上だった。


日本では目にすることのない景色を自分の気がすむまで一人で眺める時間は、一見、寂しいようだけど、僕はこの時間(トキ)が旅の中で一番好きだ。


何よりも贅沢な時間に感じる。今まで歩んできたきた道のりを振り返ってみたり、自分の将来について考えてみたり…
誰にも邪魔されることなく静かに気がすむまで、こうしていられる環境はそうないんじゃないかな。

日本や先進国の大都市で見る、煌びやかな夜景とはまた少し違う、田舎の風情も感じられ尚且つ多くの優しい光に包まれたカッパドキアの夜景だった。




感動の冷めぬまま宿に戻ると、そこにはなんと!!! イスタンブールであったプエルトリコ人のカルロスがいた!


大声で発狂し、抱き合い再会の喜びを分かち合う僕ら。 まさか、こんなにすぐ再会できるだなんて思ってもみなかった。
なんて日だ!!!(バイキング 小峠風)



ジャビとジョセを紹介し、夜ご飯を一緒に食べることになった。



3人とも中米、南米ということで彼ら同士のコミュニケーションは全てスペイン語。 歴史的背景から英語に次いでスペイン語、フランス語は世界で多くの人たちに使われている。 残念ながら僕はスペイン語を習得中の身であるため、彼らと対等に話せるようになるまでは、まだまだ先が長い。




しかし、彼らと過ごしたことで今後のスペイン語圏での可能性も感じた。 話せるようなったら自分の世界が、うんと広がる。
そう感じる良いキッカケにもなった。



とりあえず今の自分が自信を持って言えることは......




* オラ!!
スペイン語でこんにちは




* グラシアス
スペイン語でありがとう




彼らにもしっかりその二言は伝えておいた。





そんな楽しい夜を過ごした翌日、することもなく暇だったので気球ツアーの値段だけでも聞いておこうと市内にあるツアー会社を回ってみた。




幸運なことに聞いていた値段よりも安かった。

何故なのか聞いてみたところ現在(6.7.8月)は閑散期で通常より、設定金額を安くしているとのこと。


もしカッパドキアで気球ツアーを考えてるのであればこの期間に行くといくらか安くなってるのでオススメ!!

年末シーズンは高いと言ってました!
気温も低いし、やっぱ夏がいいね!!



多分もう来ることはないトルコ....
これも何かの縁、タイミングも良かったということで気球ツアーの参加を決めた。



値段は250TL (7500円)



ツアー終わりにはシャンパンパーティーも行われるみたい なんだか楽しみ!!





期待に胸を膨らませ、ワクワクしながら迎えた翌日。







集合時間は朝の3時半、あたりはまだ真っ暗。
気温も低く、凍えながら指定された場所でテイクオフを待つ。 ペシャンコの気球を膨らまします...





2時間ほど経ち、少しずつ明るくなってきたところで準備完了。 いよいよ上空へ。



行く前、宿にいたツアー体験者たちから聞いていた 
”ベストポジションは必ず死守しろ!”
というミッションも無事クリア。

気球のバスケット内のベストポジションは四つ角らしい、なんでなのか理由は忘れてしまったが。


初めて乗る気球。僕たちが乗るバルーンの真下は熱を噴射するたび高温になり、冷えた体を温めてくれる。 




どんどん高度を上げていくが、不思議と浮いている感覚はない。気がついたら、地上からかなり離れた距離にまで達していた。 ゆっくりゆっくり上がっていくので自分が風船にでもなったかのよう。






あまりの気球の数に、途中何度ぶつかりそうなったことか。飛行中は何度もアップダウンを繰り返し、それぞれ違った角度から景色を楽しませてくれる。これはパイロットの匙加減で僕たちのパイロットようにサービス精神旺盛なパイロットもいれば、超安全飛行で終始低空飛行の退屈なフライトもあるみたい。こればかりは時の運てやつ。






ものすごい数の気球があるが、どの気球も上下するタイミングはバラバラなので、気球同士が重なって景色が見えなくなる心配はなかった。





僕のツアー参加者の中にはプロポーズを決行したカップルもいて、すごくロマンチックな雰囲気に包まれていた。


気球内でのプロポーズ!!アリ!すごくアリ!!


なかなかプロポーズに決心がつかない方、是非カッパドキアの気球ツアーに行ってみては?
世界の中でも指折りの景色があなたの男気を後押しすること間違いなし!!!!




奇岩地帯と気球のコントラストはとてもいいマッチングだと思う。
一生に一度は見たい景色とはこういう事かと言わんばかりの画だ。
























がしかし、離陸の瞬間から始まっていた原因不明の腹痛のせいで、僕は最初から最後まで苦しみと戦う事で一杯一杯だった。

すんばらしい景色を見たい!
けどお腹がすごく痛い!!!!!



結果景色を自分の目でしっかり眺める余裕はなく、せめてもとカメラでパシャパシャ撮ることしかできなっかた。
なんともタイミングが悪い僕の胃袋...
この時はど後悔したことはない。





厚切りジェイソン風に言うと
Why my fucking stomach??????





楽しむよりも早く降りてトイレに行きたい気持ちの方が大きかった。





これがその時の僕が出来た最大限のスマイル↓




1時間半のフライトを経て、やっと降りてこられた。

普通は 
"もっと見たかった" "あっという間だった"
などの感想が模範解答なんだろうけど、
この時の僕の感想は "やっとだ" "助かった" でした。



↑着陸後プロポーズされていた花嫁さん。
今の僕には全くその幸せは伝わらない。

終わりのシャンパンパーティーも心からは楽しめず、僕は ”早く便所に行きたい” とばかり考えていた。




やっとの思いで宿に着いた瞬間が、この日一番喜ばしい瞬間だった。


あぁなんて日だ!!!!!





以上 カッパドキアの気球ツアーの巻でした。



最後まで読んでくれてありがとう



僕の旅はまだまだ続く