中国と日本
【中国 九寨溝】〜中国が産んだ神秘の秘境
成都でまさかの高良健吾と遭遇?!
【成都 中国】パンダよりも僕はチベットへ行きたい!
【中国 麗江】 高地にある中国の秘境 海抜2400m?!
グッスリ快眠し気持ちのいい目覚めと共に到着した麗江(リージャン・れいこう)。
相変わらず駅はとんでもなくデカイ
だがルゥーミンはそうじゃなかった。
頭痛がし、すこし酔ったと言っていた。これは間違い。と僕は悟った。
そう高山病だ。麗江は海抜2600m ほどで列車を降りた瞬間そこは富士山 6.7合目と変わらないのだ。 紛れもなく高所に位置し、今までいた環境とは異なるコンディションなのだ。
嬉しい事に僕はヘッチャラだった。旅を続けるうちに少しは逞しくなってるのかなとルゥーミンを心配しつつ1 人満足していた。
高山病の対処法としてはとにかく体を環境に早く慣らすのが一番、とりあえず散歩と水分補給が大事とどこかの記事に書いてあったのを思い出す。
駅からバスに乗り、最寄りのバス停から宿までがいい距離だったのでルゥーミンには丁度いいウォーミングアップになった。
宿に到着し少し休憩してから食事を取ることにした。
しっかし中国料理はハズレがない!どこも本当に美味しい。馴染みある食文化だからか、いつも大満足だ。 おまけに安くて量が多い!
そしてそして!麗江は中国の昔ながらの建造物、古城の広がる街 旧市街を目にすることが出来る都市で有名なのだ。東南アジアを周ってきた僕にとっては180度変わる文化、街並みに興奮しっぱなし。
そして、ここ麗江には世界遺産がなんと 3つも存在している。 世界文化遺産、 記録遺産 、自然遺産だ。 自然遺産の玉龍雪山は悪天候のため今回は行けないが他の2つは見学できそう。
まずは世界文化遺産の 古城の旧市街を2人で迷いながら散策。
似たような道が多すぎて2人して「あれ?さっきも通ったよな。」とか言い合いながら行ったり来たり。
なんとな〜く読み解けるような解けないような
古代からこの地で繁栄していた少数民族の "ナシ族" に伝わる象形文字。
若干、甲骨文字にも似てるが本質的には異なる点が多いことから区別されるらしい。
世界で唯一、色の違いよって意味が異なると言われている文字で希少性も極めて高い。
金色がお金に関する意味で、黒が悪い意味らしい…
ん〜トンパ文字じゃなくてもそのニュアンスは万国共通なような…
お土産屋さんの中にはトンパ文字で自分の名前の判子などを作ってくれるお店もたくさんある。
訪れた際は是非、記念になるお土産を。
とまぁウンチクはさておき。、
なんとか元来た道を戻り、抜けることが出来た僕ら。
麗江のもう1つの見どころの白沙(バイジャー)という所に向かう。トリップアドバイザーで見て一目惚れした景色を見る…はずだったのだが天気が悪くなり否応無く引き返すことに…
再び旧市街に戻りブラブラ散策し、ルゥーミンのお土産探しを手伝ったり。
街に丘があったので登ってみたら案外いい景色で白沙に行けなかった悔しさを払拭する感動がそこにはあった。
そして丘を降りるとまさかの出会いが。
ここは向かう列車で一緒だった胡散臭い映画監督とまた麗江で再会したのだ。 これは本当に何かの縁だと感じ夜ご飯の約束をした。
ルゥーミンも僕も少し疲れていたので一旦宿に帰り食事の時間まで休憩をする事に。 ルァーミンが爆睡し、やれやれと思っていたが 気がつけば僕も爆睡していた。
お互い目が覚めたのは翌日の朝だった…監督の誘いを見事にすっぽかし 2 人で起床。
すぐさま お詫びの連絡を入れる。
これも旅だな〜!!と2
人で訳のわからない開き直りをみせお互いに納得。
かなり能天気な僕たちです。
中国はみんなも知っての通りかなり大きな国なので移動が大変。日本人は2週間までの滞在だと ビザが要らないので、僕はその期間のうちになるべく多くの地を見て周りたかった。
なので麗江 滞在は1泊二日。
本日が移動日だったため空港へ向かう。空港も空港で相変わらずの広さ、、もう驚きはしないが本当に中国には感心する。
次回も乞うご期待。
最後まで読んでくれてありがとう
僕の旅はまだまだつづく
久しぶりの再会!ルゥーミンと始まる中国の旅〜
7月1日。 ついに迎えたJuly(ジュライ) 日本も梅雨明けが近づいて来る頃かな? 中国 雲南省は雨季真っ只中。 あいにくの天気ばかり。。
気温は部屋でクーラーをつけなくても過ごしやすい丁度いい気温。 湿気を除けば… 。
今日はいよいよ待ちに待った友達との再会の日。 ドキドキわくわく! アラーム無しで気持ちよく目覚めた朝。
11時ごろ到着するとのことなので丁度チェックアウトの時間にタイミングがよく、エントランスで待つ事に。
30分遅れて到着した友達(ルゥーミン )昔ZARAのアルバイトで一緒に働いてた彼女。久しぶりに馴染みのある顔をみて中国なのに日本に帰ってきたかのように感じた。
お腹が空いたので昼食をとる事に。 彼女が奢ってくた中国のチャーハンは格別でした。
ルゥーミンはここ3年中国に帰ってないらしく彼女自身も久しぶりの帰省ということで少し不安があるそう …
大丈夫かよ〜
中国はめちゃくちゃ広いので様々な民族や方言もあって、田舎の方に行くと標準語を話す漢民族(中国人の大多数)の人たちは田舎の人たちの方言が理解不能らしい…
大丈夫か!ルゥーミン!!
頼りにしてるぞ?!
カウンターで戸惑うルゥーミン、どうしたのか聞くと スタッフの話す言葉が理解できなかったらしい … そう、ここ雲南省 昆民(クンミン)も中国ではかなり地方なのだ。
先が思いやられるスタートにはなったが再会を祝し2人の大冒険はスタートした。
チェックアウトをし、とりあえず荷物をどこかに預けて行動する予定だったのだがロッカールームがどこにもない ここ昆民。 重い荷物を持って市内を観光する事に …
ちなみにまだ足はまだ完治しておらず。
男ならここは我慢。女の子の前で弱音は吐いてられない!
今日の晩に昆民(クンミン)から電車で麗江(リージャン)というところへ発つ予定だったので、それまで 観光する時間はあった。 ただ、どうも中途半端な時間であまりゆっくりもしていられなかった。
気になっていた翠湖公園に2人で行く事に…
地図を見て進むも、反対方向にず〜っと進んでいたみたいで来た道を戻り二度手間…かなりの距離を進んでいたのでタクシーを乗ることにした。体力もお金も浪費した。
前途多難とはこういうことか。
それにしても中国のバイクはとにかく静かだ。全くエンジンの音がしないと思っていたら、これ全部 電気自転車だそう。
普通に車道を無免で運転出来るのか…
到着すると翠湖公園の前にはかつての中国の偉人達が通っていた有名な軍事学校があり、2人で大興奮、これはいいぞ!と満足な観光になった。
翠湖公園はもちろん公園なので入場料など一切かからない。これが公園か?と疑問を抱くほど立派な場所だった。 中には太極拳、合唱会、散歩、演奏会など様々な人が休日を楽しんでいた。
なかなかいいペースで周ったのでちょっぴり疲れた。なにせ荷物が重い重い。現段階で19kgだ。これを持ち歩いて観光したことなんて、今まで一度もなかったのでいい経験?!にはなったんだが、もう二度としたくはない。とにかく重い。
観光が終わり、電車の時間があったので昆民(クンミン)駅へ向かう。中国が広いのは国だけじゃなく、なにもかも…建物は全てバカでかい。
全て規格外の大きさだ。 入って空港と勘違いするほど …確かにこれだけ人がいればこの大きさにも納得はするんだが…
ただチケット買うのに長蛇の列。おまけにチケットカウンターのスタッフの態度が悪い。 彼らは公務員の一員でルゥーミン曰く中国の公務員はだいたいみんな態度があまり良くないらしい。 無論、僕も同感!と思う出来事がこの後…
やっと自分たちの順番が回ってきたと嬉しさも つかの間、予約していたチケットが買えない… オンラインで チケット購入時に登録していた僕の姓と名がパスポートと逆になっているという理由で断られたのだ。
融通の利かない彼ら。僕も彼らの態度には少々カチンと来た。窓口でルゥーミンがこれだけ懇願してるのに顔色1つ変えず無理の一点張り。 姓と名が逆という理由だけで。文字に間違いはないのに …情というものが全く感じられない人間だった。
僕は通じない事が分かっているので日本語で文句を言いまくる。度が過ぎたようで思わずルゥーミンに"辞めて"と言われたので落ち着きを取り戻す。
仕方なく長蛇の列を並び直しチケットを買い直す事になった。
なんとか買うことができ、少し時間は押してしまったが麗江(リージャン)へ向けて出発。
そこで自称、中国の有名な映画学校を卒業したという人と出会う。 2人でどうにかハリウッドの映画のオファーが来ないか夢見てみたり …
中国なのでハリウッドとは全く関係ありません。
この電車の中で一番興奮したのがルゥーミンに頼んでいたインスタントの味噌汁やカップラーメンを受け取った瞬間だ。
ありがとう!マイベスティー!!
日本を出て2ヶ月ほどで既に日本の味が恋しくなるというこの先が思いやられる状況。
5カ国ほど周ってもやっぱり僕の舌は日本の味に一番満足するんだ と自信を持って言い切れる。
あ~、醤油ラーメン、すき家のチーズ牛丼がものすごく恋しい。母のニンニクたっぷりカレー、おばあちゃんの作ったビーフシチューが2日連続で夢に出てきたり…正夢になんてなるはずのない夢が…
と、そんな事を考えながらいつの間にやら眠っていた。 列車は麗江に向けて走る。
久しぶりに友達と一緒に行動を共にした安心感からか深い眠りにつく僕だった…
最後まで読んでくれてありがとう
僕の旅はまだまだつづく
【中国のネット対策】馴染みの通信手段が全く使えない?!中国のネット(網)
中国の宿のエントランスで一晩明かし、いざチェックイン!!
いつも通りエントランスでWifiのパスワードを教えてもらう。繋がった事を確認し何気なくインターネットを使うも全く反応しない。。。
あれ?どういうことだ??
最初は自分の携帯の不具合かと何度か再起動するもどうやら、そうではないらしい…
そう中国ではネット規制が厳しく使い馴染みのあるSNSなど通信アプリは全て使えないのだ。
Googleはおろかその他LINE、 Facebook 、Instagram、What's App Gmail 馴染みのアプリが全て反応しない …
なんちゅうこった?!
これは困ったぞ…
焦る僕、全く意味が分からない。状況を全く把握できずにいた。ホテルのスタッフに助けを求めるも彼もちんぷんかんぷん。
ダメだ話にならない。
幸運の光が見えたのは以前ダウンロードしていたアプリ。"Wechat" これだけは起動したのだ。
このアプリは中国のアプリで この国のスマホ利用者で "Wechat" を知らない人は 1 人もいないと言っても過言ではないシェア率のいわば今の僕にとっては救世主。
なぜならこのアプリ1つで中国国内を歩き回れるからだ。LINE同様、通信アプリではあるが電車、バス、コンビニ、スーパー、デパート、自転車どこでもこのアプリを使って支払いが出来るのだ。
日本のSuicaなんて比べ物にならないほど中国はこのアプリへの依存度は高い。
そしてこのアプリを使って中国の友達に連絡すると、中国はネット規制がある為、自国のアプリ以外は規制対象になり国内では使えないとのこと。
全然嬉しくない情報〜…
ただ、あるアプリをダウンロードすると使えるようになるんだとか。救世主現る。
それが「VPN」僕が使ったのはこのアプリだか他にもいくつか中国のネット規制対策のアプリが存在しているので是非、中国を訪れる際は着く前にダウンロードしておいてほしい。
なぜかApp Storeが起動したのでダウンロードし僕も難を逃れた。
焦った~
5年前に中国を訪れた際にはこんな事にならなかったんだけどなぁ?… めちゃくちゃ厳しくなったんだな …
ネット問題もクリアし、後は友達との合流までひたすら安静にしつつ時間を潰す僕。
中国のラーメン。一人前が日本の3人前の量で値段が、たったの 18元(300円しないぐらい)
これがまた美味しいんだわ
朝昼晩と通いつめお店の人とも心を通わせる中に…
中華料理は日本でも馴染み深い料理なので間違いない。 どれも日本人の舌に合っていてとても美味しいです。
ただ知ってましたか?日本で人気の中華料理、天津飯や麻婆豆腐、餃子は中国にはありません。 存在しないわけではないんですが少し形を変えて存在してます。
そしてコスパが申し分ない!安い値段でお腹いっぱいになれるところが最大の魅力。
今まで周ってきた国の中で一番、僕のお腹が満足している!と叫んでいる。
そんな優雅な日々を送り、怪我も順調に回復。 完治まではいかないけどビッコを引かないで歩けるようになるまでに治ってきた。
いよいよ明日友達と再会の日
ついに始まる本当の中国ライフ
楽しみだ!!
最後まで読んでくれてありがとう
僕の旅はまだまだつづく