僕だけの世界地図 ~Going my way~

世界と僕だけの想い出

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やっちまった! 失禁!!!

    前日の不規則な食事と生活リズムのおかげで僕の体調はピークを迎えていた…
 
もちろんBADな方のピーク …
 
1日バイクで走り回っていたので体も充分に焼け、おまけに僕のお腹はアルコールまみれというダイレクトアタックによって瀕死の状態にあった…
 
 
 2カ国目にしてこの日焼け、時計の跡がしっかりと…
 
 
  だが今日は前々から決めていたルアンパバーンへの移動日。自分のスケジュールは崩したくない。 多少無理してでもスリーピングバスで寝転べるし大丈夫だと思っていた。
 
 
しかしそんな考えは甘かった…
 
 
 
 
 
不幸中の幸いな事に同じ宿にいた日本人の二人、同じ年の、医大生ナオトと看護師のトシさんもルアンパバーンへ向かうみたいなので一緒に行く事になった。
 
 
お腹はシリアスな状態でおまけに熱中症も併発していて僕の体調は最悪だった。
宿で仲良くなったスティーブとオーナーとも、ここでお別れ。
僕たちはバスターミナルへ向かう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
到着してバスが出発するまで1時間半も時間があった。売店は閉まってるし、トイレに行くのにお金もかかるし、
行ってもトイレットペーパーなんてないし、
もちろん和式だし、
もう最悪だ。
 
   ラオスでお金のかからないトイレは一度も見なかった。どこのトイレを使うにも2000キープほど取られる30円ほどだ。 たった30円と思うかもしれないが塵も積もればで10回行けばスタバでコーヒーを飲む事だって出来る値段に膨れ上がる。
 
 
     人の生理現象からお金をむしり取るなんて本当に卑怯! 汚ねぇやり方だと体調が悪いせいか余計にイライラしてしまう。
 
       取るなら取るで、もっとしっかり管理してくれよと毎回思う。トイレットペーパーの補充だったり掃除だったり、バージョンアップだったり…
 
 
取るだけ取っておいて、肝心なトイレは放置状態。これには思うところも一つや二つありますわ。 
 
あぁ〜日本のトイレが恋しい。
冬には身も心も温めてくれる便座、ピンポイントで決まったとこに狙いが定まるウォシュレット。😭😭
あぁTOTOは日本一いや世界一!!
 
と日本のトイレに恋い焦がれるラオスの夜。
 
新しい街へ向かうとあって、ナオトとトシさんはなんだか楽しそう。僕も本当は一緒になってワクワクを分かち合いたい。
 
 
残念ながらそんな余裕はなく…
 
 
意識が朦朧とする中、バスは出発した。 チケットに座席ナンバーが記されていたが御構い無しに一番前の席を分捕った。
なんて憎たらしい乗客だ事。
周りの皆様すみませんでした。
 
幸せな事にトイレ付きのスリーピングバスだったが、トイレットペーパーはなく、おまけに う○こ はするなと書かれた貼り紙がしてある…
 
何のために設置されてんだよ!!
 
そんな事知るか!と言わんばかりに移動中何度も僕は便を放った。
 
 
ここからは少し汚い話をするので綺麗好きな方はこの辺で読むのをやめて欲しい。
 
 
 
移動中何度かの休憩地点が設けられていた。
その度に10分~15分ほどバスは止まっていた。
 
 
僕はずっと寝ていたが途中バスが止まった衝撃…とは別に、他の違和感に気づき目を覚ました。 
 
肛門のあたりに感じる湿った感覚…
これはもしや…
 
丁度休憩ポイントだったので外のトイレへ向かって歩こうとするが、とても歩きづらい。
 
パンツとお尻の間で何かがペタペタくっつく、あの懐かしい感じだ…
 
 
そう、僕は漏らしていた。
 
ウンコを漏らしていた。
 
誰しも幼い頃はこんなしょっちゅうしていたであろう。
 
ただ今回は訳が違う!
 
人生で初めての経験だった。
 
寝ている間、
無意識にやつらは僕の肛門から顔を覗かせていたのだ。…
 
同時にそれほど僕のお腹は限界状態である事を示していた…
 
 
タイミングのいい事に休憩中でバスは止まっていたので下に積んだザックの中から着替えを取れる…
 
売店で食事をしていたバスの業務員たちに開けるようお願いするが無理と断られる。 
 
切羽詰まっていた僕はブチ切れながら訴えた。なんとか中から荷物を取り出す事に成功した。そしてトイレへ駆け込み、仕方なく自分の手でお尻を洗い、事なきを得た。 
 
 
アンダーウエアは捨てたがパンツにまでソイツは滲んでいた…
 
 
捨てる訳にもいかないので袋に詰めて保管する事にした。
 
後日到着してから友人いや恩人のナオトと一緒にする事になった洗濯機の中にぶち込んだ。
 
彼はこの事実を知らない。
僕だけしか知らない。
 
 
出来上がりが心配であったが、真っ先に確認しに行くと、見事ピカピカになっていたので安心した。
 
汚れたりしたら、正直にその場で話そうと思ったが、大丈夫そうだったのでこの事実はここだけの秘密にしておく。
 
 
 
その節は申し訳ありませんでした。
この場を借りてと謝罪いたします。
 
見てるかな、、
 
 
そんなバス移動を経て
 
 
 
 
計10時間ほどで首都ビィエンチャンからルアンパバーンに到着した。 
いろんな意味ですごく長い旅路であった…
 
お世話になったトシくん(左)とナオト(右)
 
二人とも世界一周をしている僕の新しいbrother
 
本当にこの二人にはお世話になった。
いろいろ気にかけてくれたり薬もらったり…
またいろんな国訪れてから、それぞれの旅の話で盛り上がりたいな😌
 
 
 
 
 
 
僕の冒険はまだまだ続く!!
 
読んでくれてありがとう。