【ホイアン】そこはまるで灯の世界 ベトナム世界遺産の街
夜のホーチミン散策も済み、次に向かう先に悩んでいた。
前にカフェで 戦争記念館の道を教えてもらった時に仲良くなったヒウとニーにご飯に連れてってもらったり、ホテルから歩いて1時間かけてホーチミン1美味しいと言われる店へ通ったりする日々が続いていた。
カフェで会った彼らは僕の一つ歳下で高校を卒業後 バリスタとして働いている、ここのピーチティーがなかなか美味しくてどちらかがいる時に店に行くとタダで飲ませてもらえる特権まで頂く仲に。
いつか日本に行くのが夢だって話をしていた2人、日本に来た時は是非案内させてくれくれと志願しておいた。 こんな話を世界各地で出来た友達たちに話しているので、いざ彼らが一斉に来るとなると大忙しだ。
相変わらず行き当たりばったりな性格は治らない。調子のいいヤツだって自分でも理解してる。
忘れかけてたけど、そういやベトナムに来て まだアオザイを着た女性を見てないな?。 ホーチミンでは全く見かけず、日本の着物同様 イベント時にしか着用しないのかなと勝手に納得してしまっていたのだ。
ヒウたちにどっかで会えない?と聞いてみると、ホイアンに行ったらいいよ!そこでならたくさんいると思うからと耳寄りな情報を得た。
ホイアンはベトナムの古き良き雰囲気の街並みが未だ残っている世界遺産の街。 確かにそこでなら会えるかもしれないと期待に胸を膨らませる。
アオザイがいるいないに関わらず、ここはベトナムで行くべきポイントでもあったので丁度良かった。
早速スケジュール調整! アオザイを夢見て …すでに頭の中はアオザイの事でいっぱいだった。
翌日の夜、出発を決めた ヒウとニーとは今日でお別れだ。 たた一つ心残りと言えば、宿のママが とても魅力的で個人的にはすごいタイプだったので少し名残惜しかった。 沈没しかけていたのはここだけの話。
ママたちにも別れを告げ、バス停へ向かう。一番安い、スリーピングではない普通の座席シートを予約してたがバス会社の人たちがかなり親切で、値段は変わらないのにスリーピング空きがあるからそっちに変えておいたと変更してくれた。座りっぱなしじゃ辛いでしょと。 何で変えてくれたの?と聞くと Cause I love youと返答が返ってきた …
嬉しいコメントだけどおばちゃんの気持ちには答えられないので love you my friendと返しておいた (カンボジアで学んだ)
ホーチミンからホイアンまではかなり距離がある為、途中ニャチャンと言うところでバスの乗り換えがあった。
ベトナムではダナンに次いで有名なリゾート地だ。なんとそこで12時間も待たなければならなかった …宿があるわけでもないし海に行って入るのも面倒…
悩みに悩んだがとりあえず雰囲気だけを楽しむためにビーチへ。 そこで出会った写真好きな女の子を捕まえて一緒に写真撮影。
カメラ好きな子に写真をお願いするといいショットが出来上がるね♪♪
ある程度楽しんだらビーチのすぐ横にあるシェラトンホテルへ向かった。 もちろん宿泊はしていない、 Free Wifiとエアコンの効いたエントランスで WifI泥棒する為に …
あまりにも長い間滞在してるので罪悪感からかカフェに入り飲み物2杯と焼き飯を頼むベトナム通貨 2500000ドン… 日本円で1200 円。。
節約してきた努力が…
ただ、さすがシェラトン。味は間違いなかったです。 そんな感じでブラブラ過ごしバスの出発時間になったのでバス停へ戻り出発! …
途中無駄遣いもあったが、おばちゃんのおかげで快適なバスライフを送り、到着したホイアン。 宿に到着するも他には誰も泊まってなくなんだか寂しい雰囲気。
気にせず早速世界遺産の街へレッツゴー。
日中は人気は少なく、閑散とした雰囲気。 有名なランタンたちも明かりがまだついておらず物静かな空間。しばらく昼のホイアンを周ってみた。
…!!!
そしてついに見つけた、アオザイガール!しかもペアルックじゃないの! どうやら結婚記念写真の撮影でここに訪れたらしい、笑顔が素敵な 2人。 おかげで僕の夢が叶った。 撮影スタッフよりいい写真撮れたんじゃないかなと思うほどのナイスショット。 ありがとうお二人さん。
そして日も暮れてきて、だんだんと人で賑わってくる街。 ランタンも所々点き始め、昼の街が全く別の空間に様変わりする。
しばらく歩き川沿いで休憩してると隣でも1人で休憩してる人がいたので話しかけてみた。オーストラリアから来ているジェイコブ。同じく 1人で訪れたそう、せっかくなので一緒に周ることに。
ボートに乗り、ランタンを川へ浮かべるジェイコブ。 2人の写真を船乗りの人に撮ってもらうも、ピンボケ …
でもこれはこれでいい味がしていたので載せます。
お腹も空き、どこかいいお店がないか探索し見つけたベストプレイス。 ここは本当にいいお店。前のブースで歌ってるシンガーたちの歌唱力がずば抜けていた。 通る人通る人が立ち止まり見ているぐらい…
してやったなとお互い満面の笑みを浮かべる。直接歌手にリクエストも出来、僕のリクエストした Oasis の Wonderwallも目の前で唄ってくれた。かなりシビれました。
ほろ酔い気分になりながら歌を聴いてるといつの間にやら店内は満員。 スタンドオーベーションが鳴り止まない最高な環境の中.3 時間ほど滞在した。 2人で大満足し店を後にし、少しの間夜景を見ながら将来の夢について語り合った。
なんてChillingなんだ…
ホテルマンのジェイコブは将来、自分のホテルを営むのが夢だそう。 オーストラリア来る時は是非泊まってくれと言われたので喜んで!と伝えておいた。 僕の夢を聞かれた時にまだはっきりした事を伝えられなかったのが残念、世界を周りながらゆっくり考えると言うと彼は賛成してくれた。
日付が変わるまで話しあってお互い宿は別だったのでお別れした。再会を願って。
この落ち着いた雰囲気の街が本当に気に入りました。次もベトナムに来る時はここを訪れたいです。 ベトナムで一番オススメです。
最後まで呼んでくれてありがとう
僕の旅はまだまだ続く